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Vol.0405:働かないおじさんはいらない?

この記事を読むのに必要な時間は約5分です。

増える希望退職者募集

日本の大企業が黒字なのにも関わらず
希望退職者を募集する企業が増えています。
2019年に希望退職者を募集していたのが
下記の企業です。
・オンワードHD(350人程度)
・ダイドーグループHD(50人程度)
・日本電波工業(約100人)
・オンキヨー(約100人)
・ファミリーマート(約800人)
・LIXILグループ(定めず)
・ノーリツ(約600人)
・味の素(100人程度)
・サンデンHD(200人程度)
・スペースシャワーネットワーク(15人程度)
・日立金属(定めず)
・FDK(250人程度
・中村超硬(60人程度
・クボテック(定めず)
・藤久(30人程度)
・ヤマハモーターロボティクスHD(70人程度
・レナウン(150人程度
・アサヒ衛陶(約15人)
・TATERU(160人程度)
・キョウデン(定めず)
・富士通フロンテック(100人程度)
・ジャパンディスプレイ(1200人)
・Aiming(40人程度
・東芝(約350人)
・中外製薬(定めず)
・メガチップス(40人程度)
・協和キリン(定めず)
・鳥居薬品(定めず)
・ルネサスエレクトロニクス(900人程度)
・コカ・コーラボトラーズジャパンHD(700人程度)
・アルペン(300人程度)
・光村印刷(30人程度)
・カシオ計算機(定めず)
2020年は、さらにこの数が
増えると言われています。

日本企業の闇!多すぎる管理職

希望退職者を募集している
『味の素』では
50歳以上の管理職約800人から
100人程度、希望退職者を募っています。
味の素では
従業員が3494人のうち
管理職が1600人いると言われていますが
この数字がいかに異常なのか?
従業員が3494人
管理職が1600人
と言うことは
平社員が1894人
管理職が1600人
と言うことです。
平社員と管理職はほぼ
1対1の関係です。
これがまさに日本企業の闇なのです。
日本企業の多くは
高度経済成長期からバブル期までに
『終身雇用』『年功序列』と言った
人事制度を確立し、会社経営を行ってきました。
年功序列で給料は年齢とも上昇をする。
終身雇用なので、仕事ができなくても
クビにはならない。
結果、給料だけが高い中高年が多くなってしまう。
しかし、管理職のポストはたくさんない。
なので
『とりあえず給料に合わせて役職だけ与えられている
特に仕事もない、名ばかり管理職』が多いのです。
この人達のことを今、世間では
『働かないおじさん』と表現されています。

時代が変わった!?株主からの圧力

ここ数年、希望退職者を募る企業が
増えたのは『株主からの圧力が強くなった』
と言われています。
昔は雇用を守ることが最優先され
雇用が守られているのであれば
『赤字でもOK』と言う風潮がありました。
しかし、世界がグローバル化していく中
日本企業の生産性の低さが注目され
経営陣に対して『会社の構造変化』
株主から強く要求されるようになったのです。
『生産性が低い人材はどんどん
会社から去ってもらう。その決断ができない
経営者がいらない』
と言うのが株主からの要求です。

まとめ

人生100年時代と言われるようになり
『終身雇用』『年功序列』と言う言葉は
もう死語となっています。
年金も
・いくらもらえて?
・いつから貰えるのか?
は、ものすごく不透明です。
企業や国に任せておけば『大丈夫』
言う時代はもう終わったと言うことを
私達は受け入れないといけないと思っています。
仕事(将来のキャリアプランなど)も自身の老後も
『自分で設計していかなければならない時代』です。
そんな時代からこそ
世界に目を向け、海外の不動産や銀行などを
うまく活用してもらえばと思います。

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