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Vol.0428:日銀の国債購入制限撤廃

category : 日本

この記事を読むのに必要な時間は約5分です。

国債購入制限なく、日銀議論へ CP・社債購入倍増

日銀が
・国債購入制限撤廃
・CP・社債購入倍増
をすると言うことで
日本のトップニュースとして報じられていました。
参照:日本経済新聞より

日銀の意図すること

 
昨日もブログで少し
書かせて頂きましたが
参照:Vol.0427:過去に預金封鎖をした国
日銀が意図とする所は
コロナウイルスで企業が資金繰りに困らないように
銀行がお金を貸し出しやすくする。
そのために、金融機関が持つ
債券(国債・CP・社債)を買い取り
銀行に現金を持たせると言うことに
なりますが、日銀の思惑通り
ことは進んでいくのか?

日銀の政策は前例がない

日銀が上限なしに国債を買い取るにしても
それは日本政府から直接買い付けるわけではありません。
(そんなことしたら終わってしまいますが)
市場にある国債を買い取るわけですが
当然、売り手が『売ります』と言わなければ
売り物がないので、買い取るにしても限界は
あるわけです。
しかし、それでもある一定の割合までは
日銀が国債を買い進めることはできるはずです。
その割合が、発行されている国債の
50%なのか?60%なのか?70%なのか?
は分かりませんが。
ちなみに、現在は発行されている国債の
約40%を日銀が保有しています。
そしてこのような金融政策は、過去に例がありません。

それでも日本円は暴落しない?

こんな金融政策は過去に例がないですが
昨日のブログでも書かせて頂いたように
参照:Vol.0427:過去に預金封鎖をした国
どこまで市場に円が流通するのか?
それ次第では『円の暴落』はありえないと思っています。
『お金は印刷しました。それが日銀の金庫にあります』
では、市場に流通する円の量が少ないので
価値はむしろ上がります。
ただ、勘違いをしないで頂きたいのは
・あくまで市場に円が流通しないのであれば暴落はしない
と言うことです。
このような金融政策は、前例がないですし
前例がないゆえに、予測がとても難しい。
つまり、市場に大量の円が流通して『円が暴落する』と言う
シナリオも十分に考えられると言うことです。

判断に迷った時の行動

株式投資、FX、先物
なんの投資でもいいですが
判断に迷った時、どのような行動を取りますか?
おそらく、多くの投資家は投資先を
『分散』させると思います。
A企業の株価は上がると思っている。
でも、もしかしたら?があるかもしれないので
投資資金はB企業にもC企業にも分散投資を
していくわけです。
これは、預金も同じ考え方をしないといけません。
『預金』を投資として考えた場合
『日本円』は前例のない政策を行おうとしよう
しているわけです。
企業で言えば、世界中の誰もがやったことがない
新規プロジェクトに多額の資金を投じるのと同じです。
うまくいくかもしれないですし
失敗をするかもしれないわけです。
そんな時、投資家としてどう行動するのが正解なのか?
答えは『分散』しかないと思っています。

まとめ

もし私達が
『私達の会社の価値は不変ですよ。
だから、潰れることはないですよ』
と言ったら?
全投資家は『バカじゃないの?』と言うと思います。
通貨の価値も同じです。
『預金の価値は不変』だと思っていませんか?
そんなことは絶対にありえません。
預金も投資と同じ考え方が絶対に必要です。
通貨も管理されている場所も
『分散』はさせるべきです。
そのための『海外銀行口座』だと考えています。
海外銀行口座に興味がある方はお気軽に
ご相談頂ければと思います。

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