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Vol.0527:安倍首相の辞任

category : 日本

この記事を読むのに必要な時間は約4分です。

安倍首相の辞任

Hotな話題として
日本の『安倍首相』が昨夜、辞任をしました。
健康上の理由として、辞任をしたわけですが
このニュースは、アメリカやイギリスなど
先進国では報道されていましたが
ジョージアでは、全く報道がされていません。
ジョージアは日本の首相など興味はありません(lol)
報道については、どうでもいい話ですが
よくも悪くも、安倍首相は『長期政権』でした。
長期政権のメリットは
外交や政策など、様々なことの考えの
ブレが小さくなることです。
その政策が良いのか?悪いのか?の
議論はありますが
ただ『政策がブレない』と言うのは
メリットは大きいです。
安倍首相は、大規模な金融緩和を行い
超円高だった、1ドル70円台を
1ドル100円以上に持っていき
ここ数年は、それが安定をしていました。
それは『長期政権だったからできた』と言うことは
理由の1つとしてあります。
しかし、その一方で
大きな爆弾が仕込まれたと言うのも
『長期政権だったから』と言うことになると思います。

日本の大きな爆弾

安倍首相は『大規模な金融緩和』を行ってきました。
その結果、株価は上昇し
為替は一気に円安へと向かい
それが安定をしていました。
しかし、水面下では
爆弾は日に日に大きくなっていました。
その爆弾とは?
『市場の歪み』です。
日銀が市場から大量の国債を買い取ることで
日銀が持つ、国債比率は40%を超え
株式市場におても『巨大なクジラ』となってしまいました。
日銀はお金を印刷した分だけ
市場に投下できるので『巨大なクジラ』と言うよりは
どちらかと言えば『チート(公平性を損なわせる行為のこと)』
近いです。
理論上は無限に市場にお金を投下できるので。
その爆弾は、まだ爆発はしていないものの
難しい舵取りになったことは確かです。

政策の転換

次の首相は、安倍政権の政策を
そのまま『引き継ぐ人がなるだろう』と言われています。
そのため、すぐに大きく政策が変わるとは思わないですが
それでも、少しづつ変化は出てくるでしょう。
そして投資家として気にしておかないといけないのは
『金融政策』です。
いつの時代でも同じですが
水面下で大きくなっている見えない爆弾は
政策の転換があった時に、それが一気に膨れ上がり
爆発をするものです。
その可能性はとても大きいと思っています。

まとめ

偶然にも、今年はアメリカも大統領選挙です。
その大統領選挙も混迷を極めており
トランプ大統領が勝利できるか?は
神のみぞ知ると言う状況になっています。
日本の首相が変わり
アメリカの大統領も変わるとなってくると
日本の政策だけではなく
外交政策も一気に変わる可能性はあります。
そして、それは間違いなく
『金融政策』にも影響をしてきます。
状況の変化については、かなり注視して
みておく必要があると思います。

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