Vol.0530:世界に広がる中国のIT企業
〇この記事を読むのに必要な時間は約5分です。 日本では連日
東京でコロナウイルスの新規感染者が
100人から200人へと倍増したと
200人から100人へと大きく減少した
などと大きく報道されていますが
東京の人口は927万人(2015年時点)。
新規感染者数が100人だと
東京全体の『0.001%』です。
これが200人だと『0.002%』です。
『0.001%』から『0.002%』への数字の変化。
これは、誤差の範囲では?
と思っているのでは私だけなんでしょうか!?(lol)
ここからが本題です。
意外にも知らない!中国のITアプリ!
中国のTikTokが世界中で利用禁止の動きが
広がっていますが
中国のIT企業が世界で展開するアプリは
TikTokだけではありません。
知らないだけで、その数は年々右肩上がりで上昇をしています。
例えば
全世界で4500万ダウロートを記録している
『ライズ・オブ・キングダム』のアプリを
作っているのは
『LilithGame』と言う、中国の会社です。
この会社はかなり有名な会社で
他にも『AFKアリーナ』と言うゲーム作っています。
世界中にファンも多い
日本ではお馴染みの『ポケモン(ポケットモンスター)』の
最新のスマフォゲームを開発したのも中国IT企業です。
無知な人達は中国のIT企業を下に見ていますが
中国のIT企業は、アメリカのIT企業に次ぐ大きさになっており
私達の生活に大きく食い込もうとしています。
中国企業だと知られたくないIT企業
例えば
Googleはどの国の会社ですか?
Facebookはどの国の会社ですか?
と質問されれば、ほとんどの人が『アメリカ』と
答えるでしょう。
しかし、TikTokを始め
世界中で展開されている中国系のアプリは
あまり中国のIT企業だとは知られてません。
また、HPなどを見ても
『中国企業』だと言うことが分かりにくいです。
いや、正確に言えば
『HPを見ても分からない』と言ってもいいと思います。
なぜ、中国のIT企業は世界でビジネスをする中
中国企業だと言うことを隠すのでしょうか?
それは中国の国家情報法が影響をしています。
参照:Vol.0493:中国の国家情報法
情報を吸い上げられると言うイメージは
やはり悪い。
なので、中国企業と言うことを隠すわけですが・・・
しかし
『たかがゲームの情報を吸い上げても何が問題なのか?』
と思う方もいると思います。
単体のゲームアプリで見たらそうなのですが
問題は情報が全て政府に集まっていることです。
情報を政府が吸い上げる怖さ
実際に中国で起きていることとして
全ての情報を政府が吸い上げることで
『政府の悪口を言う人物』を危険人物とし
全てのアプリからシャットアウト。そして
『回復して欲しければ、政府の悪口を言ってはいけない
と言う誓約書に同意をさせる』のです。
これができるのは
情報が全て政府に集まるからです。
で?これが何でゲームのアプリと関係しくるのか?
と言う話ですが
ゲームの場合、追っているのは『チャット』です。
反中国を言っている人物を追っているわけです。
もちろん、中国国外にいる外国人は
反中国であっても、どうこうなる話ではないです。
しかし、マークはされています。
そして、マークがされている中
中国や香港に入国したらどうなるでしょうか?
最低最悪は『国家安全維持法』に触れてくる可能性が
あると言うことです。
もちろん、これはすぐにどうこうの話ではないですが
中国政府の方向性として、こう言う方向性だと言うことです。
まとめ
中国政府は自分達の既得権益を守るために
徹底した『民主派潰し』を行い
政府に従わない人物を『危険人物』としています。
しかし、いつの日かこれが大きな爆弾となり爆発すると思っています。
それは過去の歴史が証明をしています。
支配を続けた国は、どの国も崩壊をしています。