Blog_Bammer_LINE-min
BLOG_Banner_YouTube-min
Blog_Banner_Tour-min
Clog_Banner_Onlinesalon-min
Blog_Banner_DubaiBusiness-min
previous arrow
next arrow

Vol.0554:ナイジェリア株式投資「Airtel Africa」

この記事を読むのに必要な時間は約6分です。 今、世界中で『不老不死』の研究が
進んでいるのをご存知でしょうか?
例えば
トランプ大統領の最大支援者でもあり
PayPalの共同創業者でもある
ピーターティールは不老不死の研究に
1億USD以上も投資をしていますし
中国では『国家プロジェクト』として
不老不死の研究が進められています。
その方法も様々で
肉体の老化を止めるような物から
意識を機械に移し、機械の朽ちない体で
生きていく方法など、多種多様です。
そして、びっくりすることに
多くの研究は『現実的に可能』だと言うことです。
それも、20,30年以内に。
『いやいや、そんなの無理だよ』と
思う方の意見のが多数だと思いますが
実際に、30年前の今
2020年の未来を正確に予測できた人などいなかったわけで
想像できないくらい、大きく変わったと
言うことを考えれば
30年後『不老不死の研究』が完成していても
不思議ではないと思っています。
ここからが本題です。

アフリカ最大の通信キャリア

アフリカ最大の通信キャリア
『Airtel Africa』をご存知でしょうか?
その活動エリアはアフリカ全土を飲み込む勢いで
(アフリカ全土を飲み込むつもりなんでしょうが)
・チャド
・コンゴ民主共和国
・ガボン
・ガーナ
・ケニア
・マダガスカル
・マラウイ
・ニジェール
・ナイジェリア
・コンゴ共和国
・ルワンダ
・セイシェル
・タンザニア
・ウガンダ
・ザンビア
の15ヵ国で事業展開をしています。
それが『Airtel Africa』と言う会社です。
参照:Airtel AfricaのHP

インドのソフトバンク

Airtel Africaはアフリカでかなり
広範囲に事業展開をしているため
アフリカの会社?と思ってしまうのですが
Airtel Africaには親会社があり
それがBharti Airtelと言う
インドの通信会社です。
参照:Bharti Airtel

買収、買収、買収と
企業買収を繰り返し、いつの間にか
アフリカで広範囲に事業展開をするまでの
会社に成長した企業です。
しかし、このBharti Airtelが
全てを牛耳っているわけではありません。
Bharti Airtelにも親会社があるのです。
それがインドでは知らない人はいないであろう
『Bharti Enterprises』です。
参照:Bharti Enterprises

Bharti Enterprisesは
SunilBharti Mittal氏(現会長)によって設立され
製造、電気通信、農業、金融サービス、不動産、ホスピタリティ
食品など、ありとあらゆる分野に事業展開をしており
まさにインドの財閥です。
創業者であるSunilBharti Mittal氏の
個人資産は98億ドルと言われており
1代で億万長者となった、インドでは
知らない人などいない超大物です。
まさに、日本のソフトバンクのような会社です。

ナイジェリアで上場している

ナイジェリアのAirtel Africaは
ナイジェリア国内で3300万回線を持ち
国内3位のシェアを持っている会社です。
そして、ナイジェリアで上場もしています。
親会社が親会社なので
ナイジェリアの株式市場では人気の銘柄ともなっています。

ちなみに、Airtel Africaは
ナイジェリア国内で2位のシェアを持つ
MTNを買収しようとしています。
そして、一気にナイジェリア国内でシェア1位を
狙う気ですが、この辺りの戦略も
ソフトバンクそっくりです。

まとめ

Airtel Africaはナイジェリアで上場をしているので
株式の取得が可能なのですが
正直、あまり乗り気ではないです。
乗り気ではない理由が
Airtel Africaを支配しているのはBharti Airtel。
Bharti Airtelを支配しているのはBharti Enterprises。
グループ全体の末端も末端なわけです。
投資をするなら
1番上にいる、Bharti Enterprisesのが
いいと思いませんか?
企業買収を繰り返して大きくなった会社なので
グループの末端の、まして上場している会社となると
親会社の資金調達のために、都合よく利用されたりする物です。
それをすごく警戒しており
あまりAirtel Africaへの投資は乗り気ではないわけです。

※※※※※※※※※※※※※※※※※

資産運用に関する様々なご相談は
下記より、お気軽にお問い合わせを下さい。