Vol.0962:外国人の人材教育は難しくない!?
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外国人の人材教育は難しくない
現在、私達は『エジプトでビジネスしたい！』と
言う方の『進出サポート』もしているわけですが
そこで、よく耳にするのが
『外国人の人材教育って難しくない？』
と言うことです。
現在、私達はエジプト以外にも
ジョージア、ウクライナ、セルビア、ナイジェリアと
様々な国でビジネスをしているため
会社には、多種多様な人材がいます。
エジプト人、日本人、韓国人、ナイジェリア人に
ジョージア人などなど。
だからこそ、聞かれるわけです。
『どうやって、外国人の人材教育をしていますか？』
『宗教や国籍、文化の違いなど難しくないですか？』
と。
全く難しくありませんし
私達は国が変わっても、人材教育の方法を
何１つ変えていません。
こと仕事に置いて
宗教や国籍、文化の違いなどは
完全に無視しており、日本人と同じ考え方で
『仕事に対する考え方』を教えています。
ここで1つ勘違いがないようにお伝えしておくと
あくまで『仕事に対する考え方』では
宗教や国籍、文化の違いは無視しますが
宗教や国籍、文化の違いを尊重しないと
言うわけではありません。
尊重すべき所では、尊重します。
例えば
イスラム教の女性は、仕事中も
頭にスカーフを巻いていますが
『それを仕事中だから外せ』と言うことはありません。
その上で『どのような考えで仕事に取り組むべきなのか？』を
教えていくのです。
何を教えるのか？
国により、人材のレベルは本当に色々です。
日本人が当たり前にできることを
外国人はできなかったりします。
しかし、それはけして能力がないから
『できない』なのではなく
単に知らないだけで、教えればできます。
なので、外国人の人材教育は
・何を知っているのか？
・何を知らないのか？
ここを正確に把握する所からスタートしなければ
けして上手く行きません。
次に、大切なのは
教える仕事の『本質』をしっかりと教えていくことです。
先日、私の会社ではこんなことがありました。
現在、週6日でアップされている
私達のYouTube。
状況としては
ほぼ毎日、編集してアップしていかないと
間に合わないと言う状況です。
そんな中、撮影がされた動画が
即時、編集をするスタッフに送られず
撮影した翌日に送られていました。
後日、本人に確認をすると
『忙しかったので、翌日に送りました』
と言っているわけです。
このようなことがあると
国籍や文化のせいにする方がいますが
これは、けして国籍や文化の問題ではありません。
単純に『仕事の本質を知らないだけ』なのです。
だから、丁寧に教えてあげればいいいのです。
『週に6日、動画をアップすると言うことは
毎日編集が必要だよね？
翌日に送ったと言うことは、その間
編集をする人は、仕事がストップするよね？
毎日編集しないといけない中で
1日遅れるだけでも、作業は大変になると思わない？
動画を送るのに、何分かかる？
5分？10分？
昨日、忙しいと言っていたけど
たった5分の時間も作ることはできなかった？
あなたの所で、仕事が完結するのであればいいけど
あなたの次に作業をする人がいて、あなたの所で
仕事が止まると、次の人の作業が遅れる。
他の人達の仕事も考えて、仕事ができるようになると
会社全体の仕事のスピードが上がるようにならない？』
と言うことを、丁寧に教えていくわけです。
ここには、国籍も宗教も、文化も一切関係ありません。
まとめ
海外進出を成功させるにためには
いくつかのポイントはあると思いますが
その中の1つに
『外国人の人材教育』もあると思っています。
しかし、それは変に
宗教や国籍、文化の違いを意識するから
上手くいかないのであって
全世界、同じようにやっていけば
それほど難しくないのでは？と思っています。