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Vol.1204:リープフロッグ型発展とは?

この記事を読むのに必要な時間は約3分です。

リープフロッグ型発展とは?

『リープフロッグ型発展』と言う言葉を
聞いたことがあるでしょうか?

最近、アフリカ経済でよく耳にする言葉ですが
これは『既存の社会インフラが整備されていない
新興国において、新しいサービス等が先進国が
歩んできた技術進展を飛び越えて一気に広まることを
リープフロッグ現象』
と呼んでいます。

リープフロッグは『カエル跳び』と言う意味があるのですが
『カエル跳び』のように、飛び越えて成長していく
と言うことから『リープフロッグ型発展』
呼ばれるようになりました。

分かりやすい例を言うと
『電話』の事例が分かりやすいと思います。

日本では、まず初めに国民に広がったのが
『固定電話』で、その後
多くの人が『携帯電話』と言う物を持つ
ようになりました。

しかし、今のアフリカには
最初から『携帯電話(しかもスマフォ)』
言う世界であり、このことを
『リープフロッグ型発展』と言います。

今のアフリカ経済に西側諸国の支援はいらない!

皆さんが思う、アフリカとは?
どんな世界でしょうか?

こんなアフリカをイメージしている人が
多いのではないでしょうか?



もちろん、上記のような国のアフリカが
あるのも事実ですが(アフリカは広いので)
私達が見ているアフリカは、下記のような感じです。




アフリカ54ヶ国の中のトップ3
エジプト、ナイジェリア、南アフリカは
上記の写真のような感じで
けして『貧しい』と言うイメージはありません。

そして、今のアフリカは
『リープフロッグ型発展』により
急速に成長をしてきており
もはや西側諸国の資本を必要としない
『新しい枠組み』と言うのが
できようとしています。

それが
『中東』+『アフリカ』の形です。

過去の形は
『西側諸国』『中国+ロシア』
アフリカに資金援助みたいな流れがありましたが

最近は
『エジプト、ナイジェリア、南アフリカ』
が、自らアフリカの周辺諸国に支援をする
流れがあったり
『UAE(ドバイ)、サウジ、カタール』などの
投資マネーが、ガンガンアフリカに入ってきています。

アフリカ=中国?

それは、もはや少し前の話であり
(もちろん、今でもアフリカへの中国投資はありますが)

『アフリカ+中東』と言う
世界観になってきています。

私はこの流れを見ていて
感じるのは、今後、世界の中で
『覇権を握る国はいなくなるのでは?』
と言うことです。

・西側諸国
・中国+ロシア
・中東+アフリカ勢


みたいな構図の、多様化された
覇権の構図になると思っています。

そして、その世界観では
『基軸通貨=USD』と言う概念も
なくなるのでは?と思っています。

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