Vol.0421:日本では肺炎で年間何人が死亡するかご存知ですか?
肺炎に死亡する人数の推移
コロナウイルスは肺炎と似た症状で死亡することが
あるのは、すでに多くの人がご存知だと思いますが
日本では肺炎で年間何人が死亡するかご存知ですか?
その数は
2016年には男性65,636人
女性53,664 人もの人が死亡しているのです。
引用:東京都健康安全研究センター企画調整部健康危機管理情報課『人口動態統計からみた日本における肺炎による死亡について』より
2016年には男女合わせて119,300人の人が
『肺炎』で死亡しているのです。
すごい数が死亡しているわけですが
なぜ2016年は問題にならなかったのか?
なぜ2016年は医療崩壊を起こさなかったのか?
素朴に疑問に思うわけです。
コロナウイルスの死亡者数
日本のデーターを見てみると
2020年4月15日のデーターでは
コロナウイルスの感染者数と死亡者数は下記の通りです。
国内感染者数 8189人 死亡者数 162人
医療崩壊が起きると警鐘
増え続けるコロナウイルスの感染者数を見て
日本の医師会は『このままでは医療崩壊が起こる』
と会見を開き警鐘しました。
引用:TBS
NEWSより
まとめ
少し前に
『コロナウイルスは何が事実なんだろうか?』
と記事を書かせて頂きましたが
参照:Vol.0414:コロナウイルスは何が事実なんだろうか?
不思議だと思いませんか?
日本と言う国では
2016年には男女合わせて119,300人の人が
肺炎で死亡しているのです。
2016年には医療崩壊もパニックも起こらなく
おそらく、ほとんどの人が2016年に
11万人以上の人が肺炎で死亡しているとも
知らなかったのではないでしょうか?
今のコロナウイルスの感染者数は
2016年の肺炎の死亡者数よりも
はるかに低くく、また感染者の多くは
無症状や風邪に似た程度の症状なわけです。
この数字だけを見たら、私達は
なぜ医療崩壊が起こるのか?がよく分からないわけです。
2016年も医療崩壊をしていたと言うのであれば
話は別ですが。
これは『医療崩壊なんかしならいから外出をしよう』なんて
話ではなく『何が事実なんだろうか?』と言うことを
言いたいわけです。
インフォデミックとは、まさにこのことだと感じています。