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Vol.0110:追跡から誘致へ

この記事を読むのに必要な時間は約2分です。 現在、私達が世界の流れの中で感じていることがあり
国によって
『税金を徴収するために徹底的にコストをかけ納税者を追い続ける国』

『税金を徴収するために追うのではなくより良い待遇で誘致を!』
と考える国に2分されていると感じています。
この差は
法人税を含めて、ありとあらゆる税金が高い日本のような国と
法人税を含めて、ありとあらゆる税金が低いジョージアのような国で
出てると思うのですが
税金が高い国においては
課税逃れで納税者が外に出た際に、そこに莫大なコストをかけ
徹底的に追い続けても、税金が高いので追い続ける価値があるわけです。
まさに日本がそれにあたるわけですが。
しかし、ジョージアのような
税率が低い国はどうでしょうか?
もともとの税率が低いため
納税者が課税逃れで外に出たとしても、それを追跡し調査するよりも
もっと他から自国に納税者を呼び込み、納税者のパイを増やした方が
メリットがあると考えるわけです。
だからこそ、このような国では移民が多くなるわけですが。
税率が低くても、移民が増えることで
税収が増える。外に出たいやつは勝手に出ればいい。
それよりも、移民を増やし、海外からの投資を増やす方が優先。
と言う考えなわけです。
国としてどっちがいいのか?
と言うのは、国の事情もあるので一概に言えない部分がありますが
グローバルに投資を考えた際に言えることは
『税金を徴収するために追うのではなくより良い待遇で誘致を!』
と考えている国を起点して、投資をグローバルに展開した方が
投資家にとってもメリットが大きいと感じています。

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