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Vol.0129:ジョージアを内部から中国化?

この記事を読むのに必要な時間は約3分です。 少し前の記事に書かせて頂きましたが
今年に入り、ジョージアの不動産は大きく上昇へと転じました。
上昇に転じてと言っても、まだまだ安い水準ですが
昨年の安い価格を見ていると、やはり『上がったなぁ』と言う感は強いです。
もちろん、それは昨年不動産を買われた弊社のクライアントにとっては
良いニュースなのですが、その一方で『来年、お金ができたら買いたい』と言われてた方々には
『くやしいなぁ』と言う気持ちがあります。
上昇の背景には『観光客の増加』により、賃料上昇していることが最大の理由ですが
その中で1つ懸念材料があります。
それは『どの国の観光客が増えているのか?』と言う点です。
基本的には全体的にどの国の観光客も増えているのですが
その中で『ジョージア⇔中国』の直行便が就航したことで
今までにいなかった観光客、つまり中国人が増え始めているのです。
増えて始めていると言っても
今まで、0や1だったのが、2になったと言うレベルですが
私はこれが一気に8や10にならないかなぁ?と心配しています。
そして、その心配をさらに煽るのが下記のニュースです。
※Georgia Todayより

なんと、ジョージアの教育庁は
ジョージアで中国語を普及させるために
中国と契約を締結し、中学校から中国語を教えるそうです。
そして、その目的は今後数年で
労働市場で中国語を増やす機会を増やすことを目的としています。
つまり、ジョージアにどんどん中国人が来やすい環境を作ると言うことです。
これの何を心配しているんだ?と言うことですが
『一気に中国人が来て、チャイナタウンみたいなのがどんどんでき
不動産市場があっという間にバブル化しないか?』と言うことです。
実際、これと同じようなことがシンガポールでも起きたわけで
シンガポールの政策を模倣しているジョージアも
同じようなことが起こってしまうのでは?と懸念しています。
すでに投資済みの方は問題ないです。
しかし、バブルが起これば私達はジョージアでは新しい投資はできないので
次の市場を見つけていかないといけません。

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