Vol.0251:アメリカドルが基軸通貨から外れればほとんどの金融商品が崩壊する
〇この記事を読むのに必要な時間は約3分です。 ここ最近
『世界がアメリドルから脱却しようとしているニュース記事』を
度々、書かせて頂きましたが
参照:Vol.0249:イギリスさえもUSDは不要論!?
今のアメリカドルは、世界の中で
貿易・金融市場で圧倒的なシェアで必要不可欠な存在になっています。
もし、そのアメリカドルが基軸通貨から外れれば
金融市場はどうなるのか?と考えると
ほとんどの金融商品が暴落をし大ダメージを受けるはずです。
株がいいのか?国債がいいのか?新興国?先進国?
のどれがいいのか?と言うような議論ではなく
ありとあらゆる物が暴落するはずです。
そしてそれはリーマンショックの比ではないはずです。
そうなる可能性がどれくらいあるのか?
と言うと、それはかなり低いとは思っていますが
ただ、それは過去のブログでも書かせて頂いたように
20年前、30年前であれば
『アメリカドルが基軸通貨から外れる』と発言すれば
誰もが大笑いしたはずですが
『もしかしたら?』と世界が思い始めた『変化』に
弊社は危機感を感じています。
おそらく『変革期』に入ってきているのだと思っています。
・このままアメリカドルが中心の世界
・アメリカドルに代わる何か新しい通貨の世界
そのどっちにも転ぶ可能性がある『難しい時期』だと思います。
そうなると、投資の方向性はどうするのか?と言うことになるのですが
先ほど、冒頭でも書かせて頂いたように
アメリカドルは金融市場で圧倒的なシェアである以上
アメリカドルが基軸通貨から外れれば、ほとんどの金融商品は暴落します。
つまり、下記のどっちの可能性もある
・このままアメリカドルが中心の世界
・アメリカドルに代わる何か新しい通貨の世界
と考えた場合、金融商品だけでは
『アメリカドルに代わる何か新しい通貨の世界』になった場合
大ダメージを受けるのは確実で
『どっちに転んでもどうにでもなる』と言う物を
『一部ポートフォリオに組み込んでおくべき』だと考えています。
消去法でいけば、それは『不動産』かなと思っています。
アメリカドルが残る世界でも残らない世界でも
家賃収入は発生するため、家賃収入の受け取りが
アメリカドルなのか?ビットコインなのか?イギリスポンドなのか?
時代に合わせ変化しても、投資家にとってそれはダメージを受ける物では
ないと言うことだと考えています。