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Vol.0379:西アフリカ15か国単一通貨「ECO」発行へ

この記事を読むのに必要な時間は約4分です。 クライアント様へは度々、ナイジェリア投資は
まだ注目されていない今がもっとも好機だと度々
お伝えしてきましたが、今年、西アフリカでもっとも大きいな
イベントと言えば『単一通貨ECO』の発行になるでしょう。

【6月30日 AFP】西アフリカの15か国が加盟する「西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)」は29日、域内に新たに導入する共通通貨の名称を「ECO」とすると決定した。
ナイジェリアの首都アブジャで開かれた首脳会議で「ECOWAS単一通貨の名称として、ECOが採用された」と発表した。
1975年に設立されたECOWASの加盟国は、ベナン、ブルキナファソ、カボベルデ、コートジボワール、ガンビア、ガーナ、ギニア、ギニアビサウ、リベリア、マリ、ニジェール、ナイジェリア、セネガル
シエラレオネ、トーゴの15か国で、域内の総人口は約3億8500万人。現在は加盟国中セネガルやコートジボワール、マリなど8か国がユーロと連動する通貨CFAフランを用いており
ナイジェリアなど7か国が交換性のない独自通貨を使用しているが、約30年前に初めて加盟国間の越境貿易や経済発展の促進策として通貨統合の可能性が検討されていた。
ECOWASの29日の声明は、2020年までに単一通貨ECOの導入を目指すとしており、加盟国首脳らは条件を満たした国からECOを導入する段階的な通貨統合をとる方針を確認したという。
ECOについては変動相場制を採用し、併せて金融政策の枠組みでインフレ目標を重視する。
加盟国は適切な政策や構造改革を行い、国内経済の加速的成長を維持することが求められる。
一方、エコノミストらはECO導入構想に理解を示しながらも、現実離れした計画だと指摘。
ECOWAS経済は域内総生産の3分の2をナイジェリア一国が占める不均衡な状況にあることから、単一通貨導入は加盟国の経済リスクになりかねないと警告している。(c)AFP

引用:AFP
現在、ナイジェリアの通貨は『ナイジェリアナイラ』ですが
ナイジェリアに関してはECOの導入を見送りをしています。
やはりナイジェリアに関しては経済規模も大きいですので
少し慎重になっているのですが、それは正解だと思います。
しかし、今後の方向性としては
西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)が、ますます力を付けていき
世界に大きな影響力を持つようになった時、ナイジェリアも
遅かれ早かれ、ECOの導入をしなければならない時が来ます。
だからこそ、今、割安感があるナイジェリアなのです。
この西アフリカの中でもナイジェリアは特別で
EUの中で言えば、ドイツのような存在です。
西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)はナイジェリアを
中心に動いており、それは今後もしばらくは変わらないです。
そして今年は、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)が
世界の中で存在感を示す元年になるのではないでしょうか!?
参照:ナイジェリア投資勉強会+ナイジェリア個人番号登録会

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