Vol.0398:ジョージアのIT Virtual zone(ITバーチャルゾーン)
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目次
IT Virtual zoneとは
現在、ジョージア政府が目指す
国家像の政策としてあるのが
『IT Virtual zone』です。
(ITバーチャルゾーン)
どんな政策なのか?
と言うと、エストニアの政策と
そっくりなのですが
簡単に言えば『法人税は0%ですよ』
と言う法律になります。
ジョージアで法人を設立して
『IT Virtual zone』の申請をし
認可された会社は、下記のような
内容で法人をコントロールすることが
可能となります。
『法人の構造について』
・合同会社でも株式会社でもOK
・従業員はいなくてもOK
『税金について』
課税対象となるかどうかは
会社の代表や株主の国籍ではなく
売り上げの発生した場所(ジョージア国内か海外)
で判断がされます。
①海外での売り上げ
・海外での売り上げは法人税0%となります。
・株主やダイレクターに配当する場合
課税されます。この場合の税率は5%です。
※注意点※
「給与」は税率の優遇がありません。
ジョージア国内、国外に関わらず
合計で20%の税金がかかります。
②ジョージア国内での売り上げ
・VAT(18%)の課税対象となる可能性があります。
(売り上げがジョージア国内で100000GEL以上ある場合)
※VATとは消費税のことです。
『IT Virtual zone申請の必要書類』
・法人の定款
・IT業界での3年以上の経験を示す書類
またはサービス開始から3年以上経ったサービス
『IT Virtual zone申請方法』
①ジョージアで法人を設立します
②税務署に法人を登録します。
③IT Virtual zoneに申請します。
④必要書類を提出します。
⑤審査結果は2週間〜1ヶ月で発表されます。
『その他情報』
・IT Virtual zoneの法人でも
銀行口座は開設できます。
・審査に落ちた場合でも、書類やサービスを
改善して何度でも申請することができます。
ジョージアの法人設立から
ジョージアの銀行口座開設
IT Virtual zoneの代理申請
バーチャールオフィスの提供
など、全てを弊社ではサービス提供可能
ですので、お気軽にご相談頂ければと思います。