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Vol.0436:新興国の問題は昔の日本も同じ

この記事を読むのに必要な時間は約6分です。

新興国の問題は昔の日本も同じ

これは弊社のクライアントも同じですが
先進国に住む人間は新興国の
・治安が悪い
・政治汚職
・マナーが悪い
・国民性
などを見て『あの国はダメだ。あれは国民性だから
あの国は変わらない』
と評価をするわけです。
『いやいや、自分達も昔は同じでしたよね?』
と言うことを先進国の人間は忘れてしまうのです。
最初から自分達の国は
・治安も良く
・政治汚職もなく
・マナーも良く
・国民性も良い
だったと。
これは大きな間違いです。
ヨーロッパも同じですし、日本も同じです。
日本だって、つい数十年前まで
テロがあるような国だったわけです。
多くの人は忘れてしまっていますが。

昔の日本はテロも起きている

日本で有名なテロと言えば下記です。

『1995年3月20日:地下鉄サリン事件』

東京都で発生した同時多発テロ事件です。
世界でも稀に見る大都市圏における化学兵器を利用した
無差別テロ事件で、宗教団体のオウム真理教によって
東京メトロで営業運転中の地下鉄車両内で神経ガスのサリンが散布され
乗客及び乗務員、係員、さらには被害者の救助にあたった人々にも
死者を含む多数の被害者が出た事件です。


 

『1974年8月30日:三菱重工爆破事件』

日本の東京都千代田区丸の内で発生した
東アジア反日武装戦線「狼」による無差別爆弾テロ事件で
連続企業爆破事件の一つです。東アジア反日武装戦線の呼称はダイヤモンド作戦。
虹作戦で使用する予定であった爆弾を流用した事件でした。


 

『1972年2月19日:あさま山荘事件』

あさま山荘事件または浅間山荘事件は
長野県北佐久郡軽井沢町にある河合楽器の保養所「浅間山荘」において
連合赤軍が人質をとって立てこもった事件です。


この3事件は、とても有名なので
書かせて頂きましたが、細かいのを入れれば
テロ事件はこの何十倍も起きています。

昔の日本は汚職もひどい

今の日本が汚職がゼロになったとは言いませんが
昔の汚職は本当にひどかったです。
例えば
年金の運用資金が無駄に使われた

『2001年12月:グリーピア事件』

昭和40年代から50年代にかけて
年金積立金という年金の財源を利用して大規模年金保養基地を
建設していたのですが、これをグリーンピアと呼んでいました。
このグリーンピア事業をやってたのが、年金福祉事業団です。
簡単に言えば、年金の運用資金で無駄な建物をバンバン作り
結果、運営が破綻をして『もらえる年金が少なくなりました』
と言う話です。

『1988年6月18日:リクルート事件』

リクルート事件とは、1988年6月18日に発覚した日本の贈収賄事件です。
リクルートの関連会社であり、未上場の不動産会社、リクルートコスモス社の
未公開株が賄賂として譲渡されました。贈賄側のリクルート社関係者と、収賄側の
政治家や官僚らが逮捕され、政界・官界・マスコミを揺るがす、大スキャンダルとなりました。
当時、第二次世界大戦後の日本においての最大の企業犯罪であり、また贈収賄事件とされました。

昔の日本人のマナーは最悪

1970年から2000年前半
日本の夜の街と言えば、こんな感じでした。


ピーク時はこのような暴走族グループが1400グループあったと
言われており、日本の夜の街は本当にうるさかったわけです。
他にも高度経済成長期に『四大公害事件』と言われた
環境汚染がありました。それが
・水俣病
・新潟水俣病
・イタイイタイ病
・四日市ぜんそく
です。
引用:四大公害の比較より

 
日本人もさんざん環境汚染をしておきながら
『中国の環境汚染はひどい。あいつらクソだ』
と言うわけです。
自分達が過去に犯した過ちは忘れて。
中国人も日本人も同じなのです。

まとめ

今日、書かせて頂いた事件などは
100年前、200年前の話をしているわけではありません。
30年前、40年前の話です。
国や国民性は『経済成長に比例する形』
変わります。
なのに、先進国の人々は
昔の『ひどかった自分達』を忘れてしまい
『あの国は変われない』と新興国を決めつけてしまいます。
そんなことは絶対にないです。
それは『先進国の国々』が証明しているからです。
だからこそ、ナイジェリアは面白いと思っています。
今、ナイジェリアがかかえている問題は
他の先進国同様、経済成長に比例して
問題は解決されていきます。

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