Vol.0487:オフショア生保の規制はどこまで広がるのか?
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オフショア生保とは?
オフショア生保とは?
オフショア地域(タックスヘイブン)にある
保険会社の略称をオフショア生保と呼んでいます。
どんなオフショア生保があるのか?
は、過去に記事に書かせて頂いていますので
こちらをご覧になってください。
参照:Vol.0463:FPI,RL360,ITAなどオフショア生保商品の受け皿を考える
規制がされている国へは戻せれなくなる?
オフショア生保の商品は、最終的には
日本のような規制を強めている国へは
資金を戻せれなくなると思っています。
こちらも過去の記事で書かせて頂いているように
すでに、日本では
『日本からオフショアへの流れ』は
かなり本気で規制を強めています。
参照:Vol.0484:全てのオフショア生保の商品でクレジットカードが利用不可になります!!
銀行からお金は送れないですし
クレジットカードも、時期に日本で発行されている
全てのカードでダメになります。
『日本からオフショア』がダメなら
『オフショアから日本』も
『ダメになる可能性がある』と
考えるのは、極々自然な流れではないでしょうか?
実際にオフショアから日本の銀行へお金を
送金すると、まず銀行の本店でチェックが入り
必ず銀行から『このお金は何ですか?』と連絡が入ります。
そして、その質問に明確に受け答えができなければ
口座へは入金はさせてくれません。
つまり、銀行には
『海外のお金を断ることができる』と言うことです。
まとめ
いつの時代も規制やルールは変わっていきます。
今ではスマートフォンが当たり前の時代になりましたが
iPhoneが初めて発売されたのは2007年です。
今から13年前です。
スマートフォンの登場により
SNSも急速に広がりましたし、それにより
『インスタ映え』と言う言葉も登場しました。
それを13年前、予測できた人が
どれだけいたでしょうか?
おそらくほとんどいなかったはずです。
13年で、ここまで時代は変わるのです。
そしてそれは、規制やルールも同じです。
この先10年で、様々な規制やルールは変わっていきます。
それは予測をできないレベルでです。
『規制やルール』がいけないわけではなく
もっとも大切なことは『変化に対応できるか?』です。
できなくなったしまった物は仕方ないです。
しかし、それで諦めるわけではなく
『対応策』を考えることが大切なのです。
なので、常に弊社では新しい市場で
交渉を続け、様々なスキームの開発を止めないのは
『もし今のスキームが使えなくなったらどうしますか?』
と言うのが頭にあり『未来永劫』同じスキームを使い続けることは
不可能だと考えているからです。