Vol.0505:ジョージアの自由貿易協定
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自由貿易協定が結ばれている国
昨日の記事でバトゥミはジョージアにとって
『重要な貿易の拠点になる』と書かせて頂きましたが
参照:Vol.0504:新プロジェクトは月々1000USDから購入可能
ジョージアが自由貿易協定を結んでいる国が
下記の国々になります。
・EU
・アルメニア
・ガザフスタン
・モルドバ
・ロシア
・トルコ
・トルクメニスタン
・ウクライナ
・ウスベキスタン
これらの国々は、ジョージアで生産された
全ての商品が関税なし輸出が可能です。
そして、下記の国々は全てではないですが
一部の商品は関税なしで輸出が可能です。
・カナダ
・日本
・ノルウェー
・スイス
・米国
ジョージアの年間輸出金額
ジョージアが自由貿易協定に力を入れ始めたのは
2014年頃からです。
2014年にEUと自由貿易協定を結んだのを皮切りの
自由貿易協定の交渉を各国で行うようになっていきます。
それも影響し、ジョージアの年間輸出金額は
年々上昇をしています。
そのグラフが下記です。
この10年でジョージアの輸出金額が
3倍以上に膨れ上がりました。
まとめ
バトゥミを欧州や北米市場に出るための
貿易拠点として、インフラを整えるだけでは
バトゥミと言う都市は成長をしていきません。
そこに、自由貿易協定などの枠組みを拡大させ
輸出をしやすくし
さらに、国内の法人税を下げることで
海外から企業を誘致する。
これらの政策がうまく機能して
はじめてジョージアと言う国が、バトゥミと言う都市が
大きく成長をしていきます。
また、近い所で言えば
バトゥミのすぐ下のトルコも重要な市場です。
トルコの人口は約8200万人。
ジョージアの人口の20倍以上です。
トルコは意外にも、巨大市場なのです。
バトゥミからトルコへは、アクセスがしやすい立地にあり
トルコへの玄関口としても、重要な都市の役割を担っているのが
『バトゥミ』と言う都市になってきます。