Vol.0564:ジョージアでFX会社を作る
〇この記事を読むのに必要な時間は約4分です。 コロナ前の2019年
ジョージアに移住する人達が
ブーム?だったのか、多くの人が移住をし
そのことをインターネットで情報配信して
いるのを見かけました。また、移住を
サポートするような人達もみかけましたが
最近は、あまり情報の更新がされてないような気がします。
『コロナで様々なことが変わってしまった』と
嘆く人は多いですが、ジョージアへの移住もその1つ
だと思います。
ジョージアに限った話ではないですが
この状況では、なかなか海外移住は難しいのが
正直な所です。
ここからが本題です。
FX関連の会社を作る
FX関連の会社を作りたいと言う相談は
とても多いのですが
その多くの人が口にするのが
『税金』の話です。
相談者の現在の状況が多くの税金を
支払っているような状況であり
その状況をジョージアに法人を作れば
解消されると思っている点です。
しかし、実際はそんな単純な話ではないです。
税金対策でと言うことであれば
しっかりと法人を作る前から
スキームを作っておく必要がありますし
最大の問題は
・マネーロンダリング対策
・銀行口座の開設
となってきます。
ブラックリストの入るFX取引所
FX関連と言っても色々あります。
FXの取引所からFXファンドに
システムトレードのシステムを販売している会社など・・・
そして、それら多くの会社が
近年、マネーロンダリング対策が不十分として
ブラックリストに入るようになってきています。
このブラックリストに載ってしまうと
まず、ビジネスの成立はしません。
ビジネスの成立がしないのが
銀行口座が利用できなくなるからです。
ブラックリストに載っている会社からは
どの銀行もお金を受け取ってくれませんし
その会社へお金を送金することもできません。
これではビジネスは成立がしないのは当たり前です。
それもあって、最近は
FX関連の会社は、銀行は口座開設を渋ります。
基本的に、法人と銀行口座はセットであり
銀行口座を持たない法人は、ビジネスができないです。
なので、この部分をどうクリアしていくのか?
と言うことを考えると
しっかりとしたマネーロンダリング対策が必要で
マネーロンダリング対策のスキームを前提とした
法人設立をし、さらに銀行へは
そのことを分かる資料の作成が必要になってきます。
まとめ
10年前は、オフショア法人を作れば
銀行口座も簡単に開きましたし
単純なスキームで良かった時代がありました。
しかし、もうそんな時代ではなくなりました。
おそらく、海外に法人を作ればOKと考えている人達は
頭の中が10年前のまま更新がされてないのではないか?
と思っています。
法人の登記は簡単です。
しかし、問題はその後です。
合法的な形で税金の支払いをしないスキームを作り
さらにマネーロンダリングの指摘もされない
ようにしないといけない。
そのためには、法人を登記する前から
しっかりとした作り込みが必要になってきます。
そして、それは弊社にはできるので
お気軽にご相談頂ければと思います。