Vol.0617:世界でもっとも平和な国ランキング
〇この記事を読むのに必要な時間は約4分です。
世界平和度指数(GPI)とは?
世界平和度指数(GPI)とは
オーストラリアシドニーに本社を置く
経済平和研究所(IEP)と言うシンクタンクが
毎年公表している指数です。
この指数は
国内・国外紛争、安全度や治安、軍事度など平和に関する3部門・23項目を
点数化している物で
分かりやすく言えば、ランキング上位が『平和』
ランキング下位は『平和ではない』と言った感じです。
どれくらい平和のか?と言うのは色分けされているのですが
それが下記です。
1番左の緑は『ものすごい平和』を意味し
そこから右にいけばいくほど
平和からは遠ざかっていくわけですが
真ん中の黄色で『普通』と言うような意味合いです。
オレンジ色と赤色は『平和ではない』と言う意味になってきます。
世界でもっとも平和な国ランキング2020年
2020年の最新のランキングが下記です。
参照:経済平和研究所(IEP)より
気になるジョージアは
スコア2.116の黄色で世界95位。
セルビアは
スコア1.846の緑色で世界51位。
そして、ナイジェリアは
スコア2.865のオレンジ色で世界147位です。
まぁ、ナイジェリアはまだまだ国際テロ組織の問題もあるので
仕方ないですね。
ちなみに、比較の参考までに
日本は世界9位(スコア1.36の緑色)
エストニアは世界30位(スコア1.68の緑色)
中国は世界104位(スコア2.166の黄色)
フィリピンは世界129位(スコア2.471のオレンジ色)
トルコは世界150位(スコア2.959の赤色)
と言った感じで
世界1位はアイスランドでスコアは1.078でした。
まとめ
このようなレポートを見る時
その年のレポートだけを見ても意味がありません。
必ず、過去のレポートも見て
『どのように変化をしてきたのか?』を見ることが大切です。
それを追うことで
その国が、今、どのような方向に向かっているのか?
が見てきます。
今年ジョージアは
スコア2.116で世界95位でしたが
2010年はスコア3.107で世界155位
2015年はスコア2.159で世界102位
と、年々スコアをあげており
『平和へ向かっていっている』と言うのが
分かります。
それに比べ、ナイジェリアは
ここ10年は常に
スコア2.8前後で世界ランキングも
145位前後と、ほとんど変化していません。
悪化はしていないですが
良くもなっていないと言うのが分かります。
これらは、単年度だけの指標を見ても
見えてこないので、このような指標を見る時は
必ず、過去の指標も合わせて見るのが良いと思います。
にしても、ジョージアはここ10年で
良い意味で変化してきていると思います。
10年前までは『平和な国ではない』と
言われていたわけですから
すごい変化だと思います。
そして、この先10年で
さらにジョージアは飛躍するのではないか?と
思っています。
ジョージアの銀行、法人設立、不動産等
興味のある方は、下記よりお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。
※※※※※※※※※※※※※※※※※
お問い合わせはこちら
※※※※※※※※※※※※※※※※※