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Vol.0715:ナイジェリアの不動産格差はアフリカの縮図!!

この記事を読むのに必要な時間は約6分です。 ※※※勉強会のご案内※※※
エジプト不動産投資の勉強会【2021年04月17日(土曜日)】
※※※※※※※※※※※※※※※
 

ナイジェリア最大都市ラゴスの格差

ナイジェリア最大の都市『ラゴス』
言う都市ではハッキリと
『富裕層』が住むエリアと
『貧困層』が住むエリアが分かれており
治安も
『富裕層』が住むエリアは最高レベルに良く
『貧困層』が住むエリアは絶対に外国人旅行者は
『行ってはいけない』と言われています。
下記の地図を見てください。
赤く丸で囲んだエリア
ここは内陸のラゴスの先にある島で『ラゴス島』
言われている場所で、アフリカで1番不動産が高いと
言われているエリア『イコイイー(Ikoyi)』がある場所です。
そしてその下の青く丸で囲んだ場所は
『ビクトリアアイランド(VICTORIA ISLAND)』
さらにその下の茶色で囲んだ場所は
現在、開発中の『エコアトランティック(Eko Atlantic City)』
ですが
参照:Vol.0384:Eko Atlantic Cityの全体プラン

エコアトランティックは、まだ開発中ではあるものの
売られている不動産は、とても高いので
『ラゴス島』『ビクトリアアイランド』
そして『エコアトランティック』
『富裕層が住むエリア』となっています。
特にラゴス島は島に入るためには
『橋を渡る』必要があり
完全に隔離された場所になっているわけです。
このことが余計に
『貧困層』『富裕層』の分断を生んでいるわけです。

ラゴスの不動産格差

ナイジェリアの経済の中心は
『ラゴス』のため、多くの人は
このラゴス中心に住んでいるわけですが
ハッキリと『富裕層エリア』『貧困層エリア』
で分かれているため、不動産格差が凄まじくなっています。
下記の『イコロードゥ (Ikorodu)』と場所は
『貧困層』が住むエリアとなっており
治安などは最悪です。そのため、絶対に外国人旅行者は
立ち入ってはダメな場所ですが
このエリアの4ベッドルームの平均住宅価格は
『17,310,000ナイジェリアナイラ』です。
USDだと45000ドルほど。
日本円ですと500万円ほどです。
4ベッドルームと言うと、4LDKみたいな家ですが
『4LDKが500万円で買える』と言うのは
国際的に見て、かなり安いです。

下記の『イコイイー(Ikoyi)』と言う場所はラゴス島の中にあり
アフリカでもっとも高い不動産エリアと言われている
『富裕層』が住むエリアですが
このエリアの4ベッドルームの平均住宅価格は
『343,110,000ナイジェリアナイラ』です。
USDだと90万ドルほど。
日本円ですと1億円ほどです。

最後に下記の『ビクトリアアイランド(VICTORIA ISLAND)』と場所は
ビジネスと金融の中心地でも
『富裕層』が住むエリアでもありますし
ナイジェリア人が『1番住みたい場所』と言うほど
多くの人が『憧れる場所』です。
このエリアの4ベッドルームの平均住宅価格は
『126,430,000ナイジェリアナイラ』です。
USDだと33万ドルほど。
日本円ですと3700万円ほどです。

まとめ

もっとも安いエリアで500万円ほど。
もっとも高いエリアで1億円ほど。
この信じられないほどの格差がなぜ生まれてしまうのか?
それは『治安』です。
富裕層達は、自分達の家族の安全を守るために
『より良い治安』を求め、そこで『富裕層』だけの
コミュニティを形成します。
そしてそこは『犯罪とは無縁の安全な街』となり
さらに『富裕層』が集まり人気となって
不動産価格は上昇します。
そして、それ以外の『富裕層が抜けた』エリアは
『貧困層が中心』となり、犯罪が増加。
犯罪が増加することで、余計に『誰も住みたくない』
となり、不動産価格が下落するのです。
このことが完全に
『富裕層』『貧困層』を分断させてしまっているのです。
そしてこのことはナイジェリアだけではなく
アフリカ全土で見られる傾向で
ナイジェリアの不動産格差は『アフリカ経済の縮図』
言ってもいいと思います。
この問題は『社会問題』として国や企業が解決していく
必要はあると思いますが
投資家の視点では
『富裕層が住むエリア』しか『不動産価格は上がらない』
とも言えるわけです。
そして、このことは『エジプトの不動産』でも
同じことが言えます。
それは明日の
『Vol.0716:エジプトの不動産事情』
の記事で書かせて頂きます。
 
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