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Vol.1286:ニジェールのクーデターへナイジェリアが軍事介入か?

この記事を読むのに必要な時間は約4分です。

ブログの曜日毎のテーマ

現在、ブログは曜日毎のテーマで
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金曜日:サロンメンバー様限定記事
土曜日:自由
日曜日:自由

ニジェールがクーデター

世界最貧困国とも言われている
西アフリカの『ニジェール』
クーデターが起きました。



報道されている内容が全てとは思っていないですが
ただ、報道されている内容ですと

今回のクーデターが、軍が起こした
『軍事クーデター』であると言うこと。

軍らは

・安全保障の不安
・経済状況(景気が悪いのは政府のせい)


と言う理由で、クーデターを起こした!

と言っています。

ただ、その一方で
軍トップである
『チアニ将軍が解任間近だった』
と言うこともあり

『解任を不当』とする、クーデターとも
報道がされています。

ナイジェリア政府が軍事介入へ

多くの人が、アフリカを
『アフリカ』と一括りにしますが
アフリカは一括りにできるほど
小さな大陸ではないです。

アフリカの北と南では
宗教、言語、文化など
何もかもが異なりますし

アフリカは、大きわけて
『北、南、東、西』
4つのグループに分かれます。

そして、西アフリカは
西アフリカの15カ国からなる
西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)と
言う組織があり
(ヨーロッパのEUのような組織と思ってもらえば
大丈夫です)

ニジェールもこの
西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の1カ国であり
西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は
クーデターを起こした軍に対して
ニジェールのモハメド・バズム大統領を
復権させるように要求していました。

もちろん、それで軍が
『はい!OK』とは、ならないので

ナイジェリアが『軍事介入するかも?』
言う所まで事態は悪化しています。

なぜ、ナイジェリアが軍事介入?

実際、ナイジェリアがニジェールに
軍事介入するためには『議会の承認』
を得ないといけないので
軍事介入をするためのハードルは
かなり高いと思っています。

理由としては
ナイジェリアの大統領は軍事介入したい。
ナイジェリアの議会は大反対。
と言う状況だからです。

しかし、なぜ
ニジェールの内輪揉めに
ナイジェリアが軍事介入するのか?

それは、今の
西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)
が、ナイジェリアが中心だからです。

西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)
において、ナイジェリアが
最大の経済大国でもあり
最大の人口国でもあります。

近年は西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)を
通して、ナイジェリアが西アフリカに
経済支援もしてきました。

つまり、西アフリカのトップリーダーは
『ナイジェリア』であり

西アフリカで、今後もリーダーとしての立場で
西アフリカでの影響力を保つためには
『ニジェールへの介入は必要だ』と言うことです。

そして、ニジェールの問題を
ナイジェリアが解決できるのであれば
私は西アフリカにとって
大きな出来事(良い方向)になると
思っています。

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