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Vol.1295:エジプト政府系ファンド、トップ50入り!!

category : エジプト

この記事を読むのに必要な時間は約5分です。

ブログの曜日毎のテーマ

現在、ブログは曜日毎のテーマで
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金曜日:サロンメンバー様限定記事
土曜日:自由
日曜日:自由

エジプトにも政府系ファンドがある!

以下、zawyaからの引用です。

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ソブリン・ウェルス・ファンド研究所(SWFI)が発表した
最新ランキングによると、エジプト政府基金(TSFE)が
世界トップ50に入りました。

120億ドル相当の保有資産を持つTSFEは
トップ50の中東のファンド13社に加わっている。
米国に本拠を置く同研究所は、エジプトのファンドを
中東地域で12位、世界では47位にランク付けしました。

エジプト政府系基金の会長でもあるエジプトの
計画経済開発大臣ハラ・エル・サイード氏は
同基金がSWFIのトップ50入りしたことは
エジプト経済の力強さを反映する
「重要な成果」であると述べました。

ハラ・エル・サイード氏は、TSFEは
エジプトの経済成長を促進し、雇用を創出する
プロジェクトへの投資に尽力している。

同氏は、同基金が再生可能エネルギー
淡水化、教育、農業、金融技術、インフラ投資管理
観光施設セクターに重点を置いている点を強調した。

TSFEはエジプトへの民間投資を誘致し
国有資産への共同投資を促進するために
2018年に設立されました。

同ファンドはすでに
太陽光発電施設へ10億ドルの投資や
イーストポートサイド経済区へ5億ドルの投資など
数多くの投資を行っている。

ハラ・エル・サイード氏は、エジプト政府基金には
今後数年間で資産とパートナーシップを拡大するという
野心的な計画があり

同基金は持続可能な経済発展を達成する計画である
エジプトのビジョン2030に貢献することに尽力している
とも述べました。

デイリーニュース・エジプトは
先週、英国企業アクティスが政府の資産売却プログラムに
含まれるガバル・エル・ザイトの風力発電所を取得することで
エジプト政府基金と予備合意に達したと報じた。

ハラ・エル・サイード氏は
TSFEが今後5年間で資本金を1兆エジプトポンドに
増やすことを目指していると明らかにしました。

https://www.zawya.com/en/economy/north-africa/egypts-sovereign-fund-enters-swfis-top-50-global-sovereign-wealth-fund-list-lssbdx1r

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経済成長をしている国の共通点

近年、大きく経済成長している国の
共通点としてあげられるのが
『政府系ファンド』の存在です。

・ノルウェー
・中国
・サウジアラビア
・UAE
・シンガポール


などなど。

政府が自由に投資ができるような箱として
『政府系ファンド』を準備し
投資を実行をしていく。

もちろん、それは国の成長に繋がるような
物が多く
そして、その収益は
国民へと分配されていくと言う形です。

よく、国営企業と何が違うんだ?
とも言われますが

国営企業は、国家が株を持ち
国家が自ら経営をしていくのが
『国営企業』です。

しかし、政府系ファンドは
『投資を実行し、株式は保有しますが』

経営に関しては、民間企業と同じであり
経営のスタイルの違いが
政府系ファンドと国営企業の違いです。

簡単に言えば、政府系ファンドがお金は出すが
経営は自らが行わず、民間の経営のプロに
任せると言うことです。

そして、だからこそ
国営企業よりも政府系ファンドのが
うまくいくとも言われています。

エジプトの政府系ファンドも
順調に成長してきているので
今後が楽しみですね。

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