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BRICSに加盟できなかった衝撃

2023年、南アフリカで開催された
『BRICS首脳会議』では

20ヶ国以上の国が加盟申請を行い
その中で、新たにBRICSに加わることが
決まったのが

・エジプト
・エチオピア
・サウジアラビア
・イラン
・UAE
・アルゼンチン

の6ヶ国でした。

このことに、ナイジェリアでは
大きな衝撃が走りました！

ナイジェリアもBRICSに加盟申請をしており
ナイジェリアは

・アフリカ最大の産油国
・アフリカ最大の人口大国
・アフリカ最大の経済大国

と言うこともあって
アフリカの経済を引っ張っていっているのは自分達だ！
と言うプライドがあったのです。

だからこそ、ナイジェリアには
大きな衝撃が走りました。

『自分達だけはBRICS加盟が確定！』だと
思っていただけに
完全に梯子を外された結果となってしまったのです。

改革ができるか？が大きな課題

今回、ナイジェリアがBRICSに加盟できなかった理由を
南アフリカは、下記のように述べています。

『ナイジェリア国内のテロ組織（ボコハラム）の問題を
今だに解決できておらず、また国内の産業も今だに
石油に大きく依存をしている。隣国ニジーェルで
起きた内戦を解決できないことも、ナイジェリアが
西アフリカでの影響力が低下してきていることを
示している。もはや、ナイジェリアは
アフリカのリーダーではない！』

と、かなりキツイ言葉を言っています。

しかし、その一方でこんなことも述べており

『BRICSの扉はいつでもオープンになっており
ナイジェリアが改革できるのであれば
私達はいつでも歓迎する！』と。

ナイジェリアの人口は
現在2億人。これが将来は4億人以上になります。
国民の平均年齢も18.6歳と

国家としてのポテンシャルは
間違いなくあるのは確かです。

ただ、現状は課題が多いの確かで
多くの問題を解決するためには
『大改革』は必要ですし

BRICSに加盟できなかったことで
しばらくは、長いトンネルに入ると
思われます。