Vol.1416:日本の不動産投資は難しくなる?
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全都道府県で人口が減少をしだした
今まで、日本で不動産投資をしている
投資家の理屈には
『日本全体で人口が減少をしても
東京だけは別。東京だけは
ずっと人口流入がある!』
とロジックでしたが
昨年、初めて東京を含めた
全都道府県で人口が減少をしました!
ことし1月1日現在の日本人の人口は1億2242万人余りで、去年よりおよそ80万人減り、14年連続で減少しました。減少数、減少率ともに、調査を始めた昭和43年以降最大となったほか、初めて47都道府県すべてで人口が減りました。
ことし1月1日現在の住民基本台帳をもとに総務省がまとめた国内に住む日本人の人口は1億2242万3038人でした。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230726/k10014142151000.html
これは、去年の同じ時期と比べて80万523人、率にして0.65%減り、14年連続の減少となりました。
減少数、減少率ともに、調査を始めた昭和43年以降最大となり、人口減少に歯止めがかからない状況が続いています。
また、去年1年間に生まれた人は77万1801人と調査を始めた昭和54年以降最も少なくなったのに対し、亡くなった人は156万5125人と最も多くなりました。
この結果、亡くなった人が生まれた人を上回る「自然減」の数は79万3324人と15年連続で拡大し続けています。
もちろん、たった1年
人口が全都道府県で減ったからと言って
これで『もう、日本の不動産投資が終わり』
だなんて言う気はありません。
昨年が『たまたま』と言うこともありますし
今年からまた、東京の人口は増加する
可能性もあるわけです。
しかし『東京だけは特別』と言う考えは
改めないといけなく、東京ですら
人口は減ると言うことです。
今後10年間で団塊世代が平均寿命を超えてくる
下記は、日本の人口ピラミッドを
表した図になります。まずは、下記の図をご覧ください。
日本で人口が多い層として
よく取り上げられるのが
団塊世代と団塊世代の子供達ですが
団塊世代が、今、何歳になるのか?
と言うと
『74歳~76歳』くらいになります。
そして、日本人の平均寿命は?と言うと
『男性が81.05歳』『女性が87.09歳』
と言われています。
つまり、今後10年間で
団塊世代は、平均寿命を超えてくる
年齢になり、多くの人が亡くなってくる
年齢にもなります。
そして、このことは
大きな人口減少の要因にも
なってきます。
そして、さらに問題なのは
出生数です。
2023年『出生数』全国72万6000人で過去最少
大手シンクタンク日本総研によれば
1年間に生まれる子どもの数を示す『出生数』は
2023年は『72万6000人』と統計開始以降
最も少なくなるとのこと。
これは、国が統計を取り始めた
1899年以降、最も少なくなる見通しだということです。
引用:nhkより
かつては、1年間で200万人以上の
子供が産まれた年もありましたが
(今の団塊世代)
数年前に、それが100万人を割るようになり
そこから、恐ろしいスピードで
『出生数』は減り続け
今ではなんと
『72万6000人』です。
このペースでいけば
10年に以内には
『出生数』は、10万人を割ってしまう
ペースです。
まとめ
最低最悪を想定するのであれば
10年以内に起こる可能性があるのは
・団塊世代の大量死亡
・出生数が10万人を割ってしまう
と言う可能性です。
この時、日本の人口はどうなっているのか?
地方は悲惨だけど『東京都だけは特別』と言う
状態なのか?
私は、今後10年間で
日本全体で
かなり深刻な状態を迎えると思っています。
だからこそ、エジプトのような
人口が爆増している国に、資産をシフトして
いくべきなのです。