Vol.1425:ドバイが財政破綻する!?
〇この記事を読むのに必要な時間は約3分です。
ブログの曜日毎のテーマ
現在、ブログは曜日毎のテーマで
記事を書かせて頂いています。
月曜日:ジョージア
火曜日:ナイジェリア
水曜日:ドバイ
木曜日:エジプト
金曜日:サロンメンバー様限定記事
土曜日:自由
日曜日:自由
そもそもドバイは国ではない
最近、SNS界隈で
『ドバイが財政破綻』をすると言う
噂が出回っているそうです。
実際、弊社にも
そのウワサを聞いたクライアント様から
『ドバイって大丈夫なんですか?』
と言う質問が来ました。
そもそもとして
ドバイが財政破綻をするのか?
しないのか?
の前に
『ドバイは独立国家ではないですよ!』
と言うことです。
ドバイ首長国と『国』が入っているので
『独立国家』だと勘違いされがちですが
ドバイは
アラブ首長国連邦(UAE)を構成する
7つの首長国のひとつにすぎなく
けして、独立国家ではありません。
アリメカは
アメリカ連邦政府があり
その下に各州の法律があると思いますが
UAEもそのイメージが近いです。
UAEの場合は、民主主義ではないので
アメリカと同じではありませんが。
なので、国家破綻を気にするのであれば
そもそも見るべきはドバイ単体ではなく
『UAEはどうなのか?』と言うことを
見ないといけないわけです。
UAEの公的債務(対GDP比)は?
UAEがどうなのか?
と言うことは、総合的に判断をしないと
いけませんが
それでも、まずは
債務状況がどうなのか?の確認は
最初にしなければなりません。
それが下記です。
引用:focus-economicsより
UAEの公的債務は対GDP比で
『30%くらい』しかありません。
『UAEが未来永劫破綻をしない』なんて言う
気はありませんが
じゃー今すぐに破綻をするのか?
と言えば『それはありえない!』と言う
数値です。
つまり『ドバイが財政破綻』をする
ウワサなど、取るに足りない話だと言うことですね。
そもそも、ドバイは国ではないですが。