Blog_Bammer_LINE-min
BLOG_Banner_YouTube-min
Blog_Banner_Tour-min
Clog_Banner_Onlinesalon-min
Blog_Banner_DubaiBusiness-min
previous arrow
next arrow

Vol.1473:ジョージアで新たに可決された『オフショア法案』について

この記事を読むのに必要な時間は約5分です。

ブログの曜日毎のテーマ

現在、ブログは曜日毎のテーマで
記事を書かせて頂いています。

月曜日:ジョージア
火曜日:ナイジェリア
水曜日:ドバイ
木曜日:エジプト
金曜日:サロンメンバー様限定記事
土曜日:自由
日曜日:自由

オフショア法案とは?

ジョージアで可決されたしまった
『スパイ法案(ロシア法案)』の裏で
実は、もう1つ新たに可決された法案があります。

この法案もEU加盟への弊害となっていますが
その法案が

オフショア法案

です。

簡単に概要をお伝えすると下記です。

低税率の管轄区域(オフショア)に登録されている会社の
資産がジョージアに登録されている会社に譲渡された場合
これらの資産には次の税制上の優遇措置が適用されます。

その1:オフショアに登録された外国企業とその所有者個人が
受け取っていた譲渡資産から得られた収入は
ジョージアにおける利益税および個人所得税が免除されます。

その2:ジョージアに到着する関連資産および商品は
輸入税が免除されます。

その3:オフショア口座からこれらの資産を受け取るジョージア企業は
2030 年 1 月 1 日まで不動産の固定資産税が免除されます。

どんな国が対象になる?

低税率の管轄区域(オフショア)と
言っても、どんな国なのか?

と言うことなのですが、そのリストが
下記です。

・アンギラ
・バハマ
・バーレーン
・バミューダ英領バージン諸島
・ガーンジー
・バヌアツ
・ケイマン諸島
・キュラソー
・マン諸島
・マーシャル諸島
・ミクロネシア
・パラオ
・タークスカイコス諸島
・アンゴラ
・アンドラ
・アンティグアバーブーダ
・アラブ首長国連邦(ドバイを含む)
・アルバ
・米領バージン諸島
・バルバドス
・ベリーズ
・ブルネイ
・グレナダ
・グアテマラ
・ドミニカ
・ジャマイカ
・キプロス
・コスタリカ共和国
・クック諸島
・レバノン
・リヒテンシュタイン
・ルクセンブルク
・モーリシャス
・マレーシア
・モルディブ共和国
・マカオ
・モロッコ
・モントセラト
・ナウル
・オランダ領アンティル諸島
・ニカラグア
・ニウエ
・オルダニー
・オマーン
・パナマ
・プエルトリコ
・サモア
・セイシェル
・セントクリストファーネイビス
・セントルシア シントマールテン
・セントビンセントグレナディーン諸島
・ツバル
・ウルグアイ
・フィジー
・フィリピン
・フランス領ポリネシア
・クウェート
・チリ
・ジブチ
・ジャージー
・香港

です。

ジョージアは世界最大の租税回避の迂回地点になる可能性がある

ジョージアで可決されてしまった
『オフショア法案』
当然ですが、EU加盟には
とんでもない弊害です。

この法案をEUが許すわけもなく

ジョージアはブラックマネーの租税回避地になりつつある。
単なるオフショアではなく
オフショアを迂回する世界最大の拠点になる


と、めちゃくちゃ懸念されています。

『そりゃーそうだよね』と言う話です。

世界的にオフショアの規制が強まる中で
オフショアに入ったお金を
ジョージアに送れば

『無税でいくらでも自由に使えてしまう!!』

となれば
『ジョージアはブラックマネーの租税回避地』
になるのは、言うまでもないと言うことです。

ドバイは最近、法人税もできましたので
法人税がかかる分に関しては
『ただ、ジョージアで送るだけでOK』
みたいなことです。

全ての焦点は、10月の議会選挙ですが
このまま現与党が勝利をするのであれば

EU加盟は絶望的になり
ジョージアは世界最大の
『ブラックマネーの租税回避地』になるでしょう。

しかも、不動産税に関する優遇もあるので
ジョージアの不動産は上がりそうですね。

ちなみに、弊社のジョージアオフィスは
『会計事務所』ですので

ジョージアで

・法人設立
・銀行口座の開設
・会計処理
・不動産投資

がサポート可能です。
お気軽にお問い合わせを頂ければと思います。

※※※※※※※※※※※※※※※※※

資産運用に関する様々なご相談は
下記より、お気軽にお問い合わせを下さい。