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Vol.1474:UAE、サウジアラビア、イラン、エジプト、トルコの外相がロシアのBRICS会議に出席

category : BRICS

この記事を読むのに必要な時間は約3分です。

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BRICSが目指す未来は脱ドルの世界

少し前に外相レベルで
BRICSが会議が開かれました。

引用:al-monitorより



外相レベルでの会議ですが
この会議は、今年の10月にロシアで開かれる
『BRICS首脳会議』に向けた
事前の各国の擦り合わせと言うべき
会議でもあったわけです。

つまり、今回の外相レベルの会議は
そのまま『BRICS首脳会議』でも
話し合いが行われると言うことです。

今回、会議の中心となったのは

・ガザ戦争に関連した外交の展開
・国際貿易における米ドルの廃止に向けた取り組み


この2点が主な焦点でした。

西側諸国から経済制裁を受けている
ロシアとしては、早く
『国際貿易における米ドルの廃止』
構築したい所でしょうが

BRICS諸国が全て
同じ考えか?と言うと
そうでもないわけです。

中東は即時ドル廃止は求めてない

サウジアラビアやUAEなどは
『将来的な脱ドル』は見ているものの

ロシアのように
『脱ドルを急いでいるのか?』
言うと、そうでもありません。

その理由としては
例えば、サウジアラビアで言えば
アメリカ国債の売却は進めているものの
戦後、長く積み上げてきた
『ドル建ての資産』があるため
それをすぐに全て切り替えられない事情がありますし

UAEはUAEで
通貨であるAED(ディルハム)は
ドルにペッグ(固定)されてしまっているため
今すぐにドルが崩壊すると言うのは
困ってしまうわけです。

ゆえに中東側としては
段階的にドルの比率を落としていき
『脱ドル』と言うよりは
『ドル1強時代を終わらせ、ドルの力を
徐々に弱らせていく』
と言うのが理想なわけです。

また、それは
多くの投資家もそれを望むことでしょう。

今すぐにドルが崩壊となれば
まず間違いなく、世界経済は『世界大恐慌』となります。
そんな未来は、誰も望んでないですし

10月の『BRICS首脳会議』
この辺りを中心に、会議が進んでいくと思われます。

私達も投資のポートフォリオを
すぐにドル建て資産をゼロにするわけではなく
徐々にドル建ての比率を落としていき
強くなっている通貨にシフトしていくと言う戦略です。

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