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Vol.0031:一国に依存しない柔軟な考え方

この記事を読むのに必要な時間は約3分です。 今から20年前と言えば1998年ですが
この年に何があったのか?と言えば
AppleのiMacやMicrosoftのウィンドウズ98が
世の中に登場した時代です。
その時を思い出してもらいたいのですが
1998年に『20年後はこんな経済になっている』
『SNS』『インスタ映え』『スマートフォン』『AI』『アプリ』
などを予測できた人がいたでしょうか?
そんな人はいなかったはずです。
つまり、何が言いたいのか?と言いますと
これから先、20年後の未来は
『私達が想像できないくらい劇的に変化する』と言うことです。
そこで重要なのは『一国に依存しない』と言う考えだと思っています。
具体的な話をさせて頂くと
例えば、2009年以前の香港では
銀行口座の開設は郵送でできましたし、海外送金をするのに制限もありませんでした。
しかし、今はどうでしょうか?
窓口に行っても口座開設を受け付けてもらいない時もありますし
海外送金は制限だらけ。あげくのはて、口座には税金番号も要求される。
と変化してきているわけです。
だからこそ、弊社は
その代わりとなる銀行をジョージアに求めたわけです。
ジョージアでは
口座開設が郵送ででき、税金番号も不要、海外送金には制限なし
と言った、昔のイギリスが統治していた香港のような状況があるのです。
しかし、この状況も未来永劫保証されているわけではありません。
20年後、30年後を考えれば
香港同様、とても不便な銀行口座になっている可能性もあるわけです。
だからこそ
銀行口座を香港からジョージアに移した時と同じで
『一国に依存しない柔軟な考え方』が求められるわけです。
現時点ではジョージアは
『規制はないに等しいですし、自由もあります。
現行の法律では外国人が不利益になるようなことは一切ないですし
税金も安いです。そして、経済は成長をしており、移民も多い状況。
政治的なリスクもほとんどない。』
何の問題もなく、むしろメリットだらけです。
しかし、香港が大きく変わってしまったように
『ジョージアも大きく変わってしまう可能性がある』
と、頭の片隅に入れておくことはとても重要です。
だからこそ、私達はすでに
ジョージアに代わる国の準備をしています。
ジョージアにような国がいくつか準備できていれば
その中の1つや2つがなくなっても
『ネットで資金移動をするだけなので問題ないと言う状況が作れる。』
と、考えています。
これが
『一国に依存しない柔軟な考え方』だと思っています。

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