Vol.0234:世界中の金融機関からマークされる香港!!
〇この記事を読むのに必要な時間は約3分です。 タイトルの通りですが、今
『世界中の金融機関は香港をマーク』しています。
その理由は『中国人富裕層からのマネーロンダリング(マネロン)』です。
今、香港で何が起きているのか?世界の金融機関は何を警戒しているのか?
順番に説明をさせて頂きますが
中国本土では、海外送金に対して規制がかかっているため
簡単に億単位のお金を海外に送ることができません。
しかし中国政府を信用していない中国人富裕層は、自分達の子供のために
何とか外にお金を送りたいわけです。
そこで目をつけたのが『暗号通貨や香港の銀行』でした。
ただ、規制は中国本土に比べれば緩いものの
自身の名前で香港から海外にお金を送れば中国政府の目にとまります。
(香港は中国ですので。)
そこで闇ブローカーを頼るわけですが
闇ブローカーの名前で送金されたお金が、海外の銀行で
中国人富裕層の口座へ着金するわけです。
これがマネロンとなるわけです。
また、世界的にマネロンの目が厳しくなっており
マネロンを見逃せば、金融機関に巨額の制裁金が課せられます。
それは銀行の経営上のリスクとなるほどです。
事実、今年ジョージアの銀行でも、中国人のマネロン事件が発生しており
かなり銀行はピリピリしています。
例えば、下記のような送金
『香港法人の法人口座 → 海外の非居住者の個人口座』
この送金はかなり疑われます。
なぜなら、中国人富裕層がもっとも活用するマネロンの手口だからです。
中国政府は、中国人富裕層のお金が外に出ないように
徹底的に包囲網をはります。それが、外国人に被害が出ようともです。
そして世界の金融機関は、マネロンのとばっちりは勘弁なので
『香港法人の法人口座 → 海外の非居住者の個人口座』はとんでもなく警戒します。
ただ、勘違いはしないでください。
『香港法人の法人口座 → 海外の非居住者の個人口座』
が送金できないわけではありません。
警戒がされているので、注意が必要です!!!
と言うことです。
弊社で海外口座を開設されている方は、全て弊社でサポート可能ですので
送金前には、一度ご相談を頂ければと思います。
事前に銀行に話を通します。