【ドバイ教育移住編】教育移住前に知っておきたい!ラマダン中のドバイのリアルな学校生活&過ごし方

〇この記事を読むのに必要な時間は約7分です。

本田とも子

執筆者本田とも子

Marhaba!ドバイ教育サポートの本田です。
日本で25年間学習教室を経営、延べ3,000名以上の生徒を支援し、現在はドバイ。ドバイの学校教育に精通するエキスパートとして、学校選びや手続き、生活支援まで教育移住をサポート。日本とドバイの教育をつなぐ架け橋として、ドバイの教育現場とリアルな生活情報を発信しています。


はじめに

ドバイ・アブダビへ教育移住を考えているご家庭にとって、ラマダン期間中の学校生活や家庭での過ごし方は気になるポイントのひとつですよね?

「ラマダンって何?」「学校生活はどうなるの?」「私たちの生活にも影響があるの?」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

ラマダンはイスラム教徒にとって特別な期間であり、この時期は学校や街の雰囲気が大きく変わります。でも心配しなくても大丈夫!日本の文化とも意外な共通点があり、異文化理解の素晴らしいチャンスでもあります。

今回は、ラマダン中の学校生活や家庭での過ごし方、そしてラマダン明けの祝日について、母親目線も交えながら、わかりやすくお伝えしていきます!


ラマダンとは?


イスラム文化の理解を深めるチャンス!

ラマダンは、イスラム暦の9番目の月にあたる神聖な期間で、日の出から日没まで断食を行います。自己鍛錬や精神的な成長、慈善活動が奨励されるこの時期、ドバイの街全体が特別な雰囲気に包まれます。

「断食」と聞くと、日本ではお寺の修行のような厳しいイメージを持つ方もいるかもしれません。でも実は、ラマダンの目的は単なる食事制限ではなく、家族や友人との絆を深めたり、恵まれない人々への思いやりを持ったりすること。日本のお正月やお盆に似た、特別で心が温まる期間なのです。


ドバイの学校はこう変わる!ラマダン中の授業や過ごし方


短縮授業&配慮された環境!
ラマダン期間中、ドバイの学校では以下のような変化があります。

  • 授業時間の短縮:通常より早めに下校し、多くの学校では12時~13時には授業が終了。
  • ランチタイムの特別ルール:断食をしていない生徒のために、指定エリアで食事が可能。
  • 体育や屋外活動の軽減:暑さや体力消耗を考慮し、軽めの内容に。
  • 礼拝の時間を尊重:イスラム教徒の生徒は学校内の礼拝スペースを活用。
  • 異文化理解の機会:非イスラム教徒の生徒も、公共の場での飲食を控えるなど、ラマダン文化を尊重する習慣を学ぶ。

例えば、日本の運動会前に「水分補給はしっかりね!」と声をかけるのと同じように、ラマダン中は「今日は無理せずにね」といたわる雰囲気が学校に広がります。

保護者目線(困ったこと)
「お迎えの時間が早くなるので、仕事をしている家庭にとってはスケジュール調整が大変!特に共働きの家庭は、どうやって対応するか悩みますね。私は在宅ワークなので子供が早く帰ってくると仕事と子供の面倒とで一気に忙しくなります笑」


ラマダン中のドバイ生活!家庭のリアルな1日とは?


家族の絆が深まる特別な期間!
ラマダン中、ドバイの家庭では以下のような過ごし方をします。

  • スフール(夜明け前の食事):断食開始前にしっかりと食事を摂り、1日を乗り切る準備を。
  • イフタール(日没後の食事):家族や友人と集まり、豪華な食事を楽しむ。
  • 夜の賑わい:ショッピングモールやレストランは深夜まで営業し、ラマダン限定のイベントが多数開催!
  • 異文化交流のチャンス:外国人の家庭でも、学校の友達や同僚からイフタールに招待されることも。

日本でいうと、大晦日に家族で年越しそばを食べたり、お正月に親戚が集まるような雰囲気。特別な料理を囲んで、家族の時間を大切にするのがラマダンの醍醐味です。

-保護者目線(良いこと)
「イフタールにお呼ばれすることが多く、異文化交流が楽しいです!子どもも『今日のお家はどんな料理かな?』ってワクワクしています。」

-保護者目線(困ったこと)
「夜遅くまで食事をすることが増えて、子どもたちの生活リズムが崩れがちに…。翌朝の学校に間に合うように、夜更かししすぎないよう調整が必要ですね。」


ラマダン明けの祝日「イード・アル・フィトル」


子どもも大喜び!特別な3日間!

ラマダンが終わると、「イード・アル・フィトル」という盛大な祝祭が始まります。

  • 3日間の祝日:多くの学校では3日間の休みとなり、家族で旅行を楽しむ家庭も。
  • 贈り物の交換:家族や友人とギフトを贈り合い、子供たちは「イード・マネー(お小遣い)」をもらって大喜び!
  • 特別な食事:断食明けを祝う豪華な料理が食卓を彩る。

まるで日本の「お年玉」文化のようですね。子どもたちがニコニコしながらお小遣いをもらう姿は、世界共通の可愛らしさです。

-保護者目線(良いこと)
「イード・マネーをもらった子どもたちが大喜び!まるで日本のお年玉みたいで、異文化の楽しさを体験できました。」

-保護者目線(困ったこと)
「祝日になると旅行に行く家庭が多くて、飛行機のチケットもホテルもすごく高くなるんです。計画的に動かないと、どこにも行けなくなっちゃいます!」


イード・ムバラク(Eid Mubarak)とは?


イード・アル・フィトルの祝日には、みんな「イード・ムバラク!(Eid Mubarak!)」と言ってお互いにお祝いをします。

これは「素晴らしいイードをお過ごしください」という意味で、日本のお正月の「あけましておめでとう!」のようなものです。

学校でも先生やお友達とこの挨拶を交わしながら、楽しいひとときを過ごします。街中でもこの言葉が飛び交い、家族や友人同士でプレゼントを交換したり、特別な料理を楽しんだりする光景が見られます。


まとめ

ドバイでのラマダンは、学校や家庭の生活リズムが大きく変化し、文化的な体験ができる貴重な期間です。

「異文化の中で子どもはちゃんと馴染めるかな?」と心配になるかもしれませんが、ラマダンはむしろ、子どもが異文化を体験し、成長できる素晴らしい機会です。🌟 ドバイ・アブダビへ移住を考えている方へ! 🌟
「どんな学校が合う?」「生活はどんな感じ?」そんな疑問があれば、お気軽にご相談ください!ドバイ・アブダビ移住への第一歩を全力でサポートいたします!


⬇️⬇️⬇️YouTubeでも教育移住について話をしています!
 


 

引き続き、今後も
海外の最新情報を追っていきます!
また、最新の情報を見逃さないためにも

ブログの通知情報が届く
BCG公式Lineにお友達登録をお願いします!!

コメント

累計不動産取引数432

海外不動産投資、移住・進出サポート
どんなお悩みでもご相談ください

累計不動産取引数432

海外不動産投資、移住・進出サポート
どんなお悩みでもご相談ください

SNS