【緊急速報】ドルは崩壊間近?ドルは本当に大丈夫なのか?ドルの比率を下げた方がいい理由

〇この記事を読むのに必要な時間は約7分です。

埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Beograd Consulting Group 
代表取締役CEO

ブログの曜日毎のテーマ

現在、ブログは曜日毎のテーマで
記事を書かせて頂いています。

月曜日:ジョージア
火曜日:ナイジェリア
水曜日:ドバイ
木曜日:エジプト
金曜日:サロンメンバー様限定記事
土曜日:自由
日曜日:自由

東南アジアにもBRICS+の流れが

本日は予定を変更して
BRICS+について記事を書かせて頂きます。

先日、サロンメンバー向けの記事で
BRICS+にトルコが加わることを解説
させて頂きましたが

参照:【サロンメンバー限定】2024年BRICS+首脳会談のゆくえ




引用:ロイターより

今度は、東南アジアの盟主とも言われている
『タイ』もです!!

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【タイ外相 タイのBRICS加盟に期待 10月実現に向け準備 ベトナムも加盟申請】

タイ政府が準備を進めているタイのBRICS加盟について、マーリット外相はこのほど、今年10月に実現するものと期待していると述べた。BRICSは、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国によって設立された新興経済圏で、今年1月からエジプト、イラン、エチオピア、アラブ首長国連邦、サウジアラビアが加盟している。また、今年は約30か国がBRICS加盟に意向を示し、うちクウェート、タイ、ベトナムなど15か国が正式に加盟申請を行った。

なお、グローバルサウスと呼ばれる南半球に位置する新興・途上国の発言力が増しているが、タイを含むこれらの国々はBRICS加盟によって自国の存在感をさらに高めようとしているとのことだ。

引用:バンコク週報より
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東南アジアとしては初となる
『タイ』が正式にBRICS+に加盟申請を
したことは、世界経済の流れの中で
とても大きな意味を持ちます。

東南アジア諸国連合、通称ASEAN
と言われている東南アジアの枠組みは
タイが中心となり、タイで設立がされました。

タイと言う国は
中東で言えば、サウジアラビアのような存在で

ASEANの盟主でもあり
ASEANに大きな発言力を持つ国です。

そんなASEANの盟主でもあるタイが
『BRICS+に加盟申請をした!』と言うことが
今後の世界経済にどんな影響を与えるのか?

このまま、タイがBRICS+に加わることになれば
マーレシアやインドネシア、フィリピンなどの
他のASEANの国々もBRICS+に加盟申請を
することが考えられます。

それくらい、このタイの加盟申請は
大きな意味を持ちます。

マレーシアの存在がキーになる!

ASEANの盟主でもあるタイが
BRICS+に加盟申請をしたことで
他のASEANの国々も追随する可能性が
出てきていますが

その中で、キーとなる国が
『マレーシア』です。

なぜ、この国が重要なのか?
それは石油が関係をしています。

まず、石油の歴史を知っておく必要がありますので
下記の記事を必ず読んでください。

参照:【エネルギー】石油産業の構造ー供給の歴史:石油企業と産油国の150年ー

20世紀、石油利権と言うのは
欧米を中心とした
『セブンシスターズ』の時代でした。
※セブンシスターズが分からない方は上記の記事を読んでください。

しかし、これが21世紀になり
現在は石油利権を握るのが
『新セブンシスターズ』と言われる会社です。

新セブンシスターズは下記です。

1 :サウジアラムコ(サウジアラビア)
2 :ペトロナス(マレーシア)
3 :ペトロブラス(ブラジル)
4 :ガスプロム(ロシア)
5 :中国石油天然気集団公司(中国)
6 :イラン国営石油(イラン)
7 :ベネズエラ国営石油会社(ベネズエラ)


この新セブンシスターズのうち
『ペトロナス(マレーシア)』
『ベネズエラ国営石油会社(ベネズエラ)』
以外は、全てBRICS+の国々です。

しかし、ベネズエラはBRICS+へ
加盟申請を行なっているので

あとは、これにマレーシアが加われば
どうなるでしょうか?

石油利権は全て、BRICS+の中にある
と言う、とんでもないことになって
しまうのです。

先日の記事でも書かせて頂きましたが

参照:米ドルからのシフトはリアルタイムで起こっており、投資家はそれに備える必要がある!!!

アメリカの経済、アメリカの成長
アメリカドルの強さは

全て『石油の取引がドルでしかできない』
と言うことから、余剰のドルがアメリカ国債に
向かうことで成立してきました。

しかし今、石油利権は全てBRICS+に
入ろうとしていますし、BRICS+は脱ドルを
加速させており、サウジアラビアを中心に
石油の取引は、ドル以外でも決済できるように
なってきています。

これがアメリカにどんな影響を与えるのか?
世界経済に何が起こるのか?

それは言うまでもないと思います。

速報!マレーシアもBRICS+に加盟申請へ

今後、キーとなる『マーレシア』
BRICS+に入るか?が重要となり

マレーシアが加盟するのか?は
ASEANの盟主でもある『タイ』がキーとなる
と言うことを今回の記事で伝えたかったのですが

なんと!!!
この記事を書いている最中
速報が入ってきました!!

マレーシアもBRICS+に加盟申請!!です。

参照:マレーシアのアンワル・イブラヒム首相はグアンチャ紙のインタビューで、同国はまもなくBRICS加盟の正式手続きを開始すると述べた。


アメリカの大統領選挙が今年の11月にありますが
その大統領選挙の前、アメリカの政治が空白に
なりやすい10月にBRICS+の首脳会談が
ロシアで行われます。

そして、上記の動きです。
この流れは、もう止まることはないでしょうし
世界経済に大きな波を起こすのは間違いないと
思います。

今すぐにドルが崩壊すると言うことではないですが
ドルの保有率が多い方は
保有率を下げてもらうことや
現物資産である、金や不動産などに
シフトして頂くことを『強く推奨』します。


ポートフォリオの見直しは
弊社まで、お気軽にお問い合わせください。

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