Vol.1356:ジョージア移住ブームの今

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埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Beograd Consulting Group 
代表取締役CEO

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参入したのは2017年

弊社がジョージアでサービスを
スタートさせたのは、2017年でした。

当時、オフショアの規制強化の流れの中で
新しい租税回避地を探している中で

辿り着いたのが『ジョージア』と言う国でした。

今だからこそ

・銀行口座の開設サポート
・不動産仲介、管理
・法人設立サポート
・会計事務所


などのサポートを行っていますが

当時は

・銀行口座の開設サポート

のみでしたし
ジョージアに住んでいる日本人は20人も
いなかったです。

ジョージアと言えば
『アメリカのジョージア州?』
勘違いされるレベルでした。

そこから、何がきっかけ
だったかは分かりませんが

2019年に多くの日本人がジョージアに
移住をして来るようになり

ジョージアでは
『日本人の移住ブーム』が起こりました。

『ジョージアで日本の味噌を作る!』
『伝説の日本人バー』
『ジョージアのレジェンド(日本人)』
『ジョージアワインを日本に広げるんだ!』


などなど、当時は
わけの分からない言葉が、一人歩きしてしました。
(ブームとは、そう言う物だと思っていますが)

結局はお金の問題が起こる

途中で『コロナが発生した』と言うことも
大きいと思いますが

当時、ジョージアブームに乗った人達の声は
今では、かなり小さくなったしまったと思っています。

そして、このことを
私達なりに分析をして見ると

結局は『お金』だな。

と言う、答えに辿り着きます。

ジョージアは移住をしやすいことは
間違いはないですが

ジョージアで生活しようが
日本で生活しようが『お金がかかるのです!』

その生活資金を
『どうやって稼ぐのか?』
これが『海外移住』では、とても大切になります。

そして
『安易にローカルビジネスに手を出さない方がいい』
とも思っています。

例えば、ジョージアで言えば

・ジョージア国内で飲食店
・ジョージアの物を輸出する


などです。

日本で生まれ育ち、日本の商習慣を
分かっている人でも
日本で飲食店を行うことや、日本の物を
輸出するビジネスで成功をさせることは
とても難しいです。

それが、海外となり
現地の商習慣などを分かってない人が
成功できるか?と言えば
そんなに簡単ではありません。

だからこそ
ジョージア移住の声が小さくなってしまったのだと
思っています。

結局の所
『お金を稼ぐ力がなく、日本に戻ることになった』
と言う所です。

海外移住とは
『月々10万円で生活できる!』
みたいなコスト的な物で語るのではなく

『どうやってお金を稼ぐのか?』
まずは、ここを成立させた方がいいです。


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