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Vol.1158:楽天社債10%超えから見る、投資の本質

この記事を読むのに必要な時間は約6分です。

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楽天がピンチ?社債利回りが10%超え!

楽天が資金繰りに苦しんでおり
利回り10%を超えるドル建て社債を発行をします。

楽天グループは24日までに、ドル建ての無担保優先債の発行条件を決めた。年限2年のディスカウント債で、利率は年10.250%。割引分を加味した最終的な利回りは12%となる。発行額は総額5億ドル(約700億円)。調達資金はモバイル事業への資本投資や、債務返済を含む運転資金に充てる。 発行日は11月30日。米モルガン・スタンレーなどが主幹事を務める。米格付け大手のS&Pグローバルは16日、同社日本経済新聞より

楽天に限った話ではなく
一般的には、発行される社債の利回りは
発行会社の信用リスクにより
決定します。

そして、信用リスクは
格付け会社により、投資家に
見えやすくなるのですが

楽天の格付けは?と言うと

[東京 22日 ロイター] - S&Pグローバル・レーティングは21日、楽天グループの長期発行体格付けをBBプラスからBBに、劣後債格付けをBプラスからBにそれぞれ1段階引き下げ、クレジットウオッチを解除したと発表した。長期発行体格付けのアウトルックは「ネガティブ」とした。 S&Pは格下げ判断について、モバイル事業の業績改善の遅れと設備投資の増加で非金融事業のフリーオペレーティングキャッシュフロー(FOCF)の大幅な赤字が2023年12月期も続くとみていることに基づくと説明。FOCFの赤字を補うための非負債性資金の調達が今期中はわずかな額にとどまり、非金融事業の財務内容が大幅に悪化する見通しであることも考慮したとしている。 S&Pの長期発行体格付けでは、BB以下は投機的要素が強いとみなされるが、BBは投機的水準の中では投機的要素が最も低い。BBB以上は投資適格に相当する。 ロイターより

かなり低くなっており
この格付けは、デフォルトリスク
(借金が返せなくリスク)があると
言う格付けになります。

実際には、楽天の直近の財務指標を
見てみると、現預金で4兆円以上あるため
数千億円の赤字を出したとしても
数年で倒産するような状況ではないですが

それでも、市場は
デフォルトリスクがあると判断し
格付けは低く

ゆえに、発行社債の利回りは
高く出さないといけないと言うことに
なっているわけです。

これは、楽天にとって
大きなコスト増に繋がります。

これがもし、格付けがAAみたいな
高い格付けになると
発行される社債の利回りも
2%とか、3%とか
かなり低くなります。

まとめ

投資の本質を勉強するには
この楽天の社債利回りが
かなり分かりやすいと思います。

なぜ楽天の社債の利回りが
高いのか?と言えば、投資家にとって
リスクが高いからで

リスクが低いのであれば
格付けも上がり、利回りも低くなります。

全ての投資で共通していますが

投資家としては、1%でも高い
利回りが欲しいです。

しかし、利回りが高くなると
言うことは、投資家にとっては
リスクが上昇をしている言うことを意味します。

リスクが高いことがいけないわけではないですが

『利回りが高い=リスクが高い』
と言うことは、しっかりと頭に入れ
その上で、リスクが何なのか?を
見ることが、とても重要になります。

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