ドバイの10カ年計画、D33
ドバイ政府は、今年の頭に
2033年までの経済成長に関する
10カ年計画『D33』を発表しました。
参照:ドバイ政府より
内容としては
今後10年間で、経済規模を32兆AED(約1,152兆円)まで
成長させるための『経済アジェンダ』で
その達成のために100の変革プロジェクトを行います。
発表された『経済アジェンダ』は?
■貿易総額を過去10年間の14兆2,000億AEDから
今後10年間で25兆6,000億AEDまで引き上げる。
■海外直接投資を過去10年間の年平均320億AEDから
今後10年で年平均600億AEDで引き上げ
2033年まで10年総額6,500億AEDを達成する。
■政府の支出を過去10年総額5,120億AEDから
今後10年で総額7,000億AEDまで引き上げる。
■民間セクターの投資を過去10年総額7,900億AEDから
今後10年で総額1兆AEDに引き上げる。
■国内のサービス需要(内需)を過去10年総額2兆2,000億AEDから
今後10年で総額3兆AEDに引き上げる。
■デジタルトランスフォーメーション(DX)よって
ドバイ経済に年間1,000億AEDの貢献をする。
と、言った内容で
さらにこの『経済アジェンダ』を達成するために
細く100の変革プロジェクトがあります。
内容的には、かなりぶっ飛んだ内容とは
なってはいますが・・・・
もし達成をできるのであれば、とんでもないことになる!?
今回、ドバイ政府が発表した『D33』
もし達成ができるのであれば
経済規模32兆AED(約1,152兆円)の国
(ドバイは国ではないですが)
が、誕生すると言うことになります。
それって、普通に考えて
とんでもないことで
日本のGDPは5兆ドルくらいなので
それを遥かに超える、規模となります。
人口が同じように1億人いる国ならまだしも
たかが330万人(そのうち9割が外国人)の国です。
絶対に無理じゃない?
と思ってしまいますが
ドバイ政府は、言ったことは必ず達成してきた
『有言実行』の政府なので
何かしらの秘策がドバイにはあるのかもしれません。
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