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国家運営が難しくなった

長年、サウジアラビアは『鎖国』を
してきた国で有名です。

国民のほとんどがイスラム教であり
『イスラムの教え』と言うことで
国家運営がされていた国です。

・お酒はダメ
・ギャンブルはダメ
・アニメはダメ
・映画はダメ
・女性の化粧はダメ

などなど、なんでもかんでも
『ダメダメ』と、規制をし

そして、鎖国をすることで
外の情報を遮断。

そして、それが権力者にとっては
『都合が良かった』のだと思います。
国家をスムーズに運営するためには。

全て『イスラムの教え』で通ってしまい
その教えを守ることが『いい人になれる』と
言う世界だったので。

しかし、ここに登場したのが
『テクノロジーと言うスマートフォン』です。

スマートフォンの登場で
インターネットの世界が『サウジアラビア』
にも入ってくるようになりました。

それにより、今まで鎖国までして
さんざん、外の情報を遮断してきたのに

サウジアラビアにいながら
外の世界を簡単に知れるようになってしまったわけです。

そこで、知ってしまったわけです。
『自分達が今まで信じてきた物は何だったんだろう？』
『なんか、外の世界は楽しそう！』と。

そして、国家として
これ以上、鎖国で押さえつけると
『内乱』にも発展する可能性があったため

ゆえにサウジアラビアは解放をするしか
なかったです。

まさに『テクノロジーがイスラムを破壊した』
と言うことが起きたわけです。

人間は欲深い生き物

今までのサウジアラビアは
映画館すらなかったのが

アニメを見るようになり
女性は化粧もするようになりました。

これはサウジアラビアだけではありません。
エジプトも同じです。

エジプトの若い子達は
お酒も飲むし、ヒジャブ（頭に巻く布）も
しないで、肌を漏出している女性がいます。

もちろん、全員ではないですが
そのような人達が若い子を中心に増えています。

そして、それに合わせて
イスラムも変わってきており
『イスラムの教えを強要』するのではなく

『イスラムは優しい宗教、本人の自由』

みたいなことを言うようになりました。

つまり、これは
外の世界を知ってしまった人達に対して
下手に押さえつけてしまうと
『暴動が起きてしまう』！

暴動が起きるくらいなら
『自由ですよ！本人の自由ですよ！
守らなくても何も罪になりませんよ！』
と言う、妥協なのです。

これにより、サウジアラビアのような
イスラム圏の国は、経済的に
大きく変わると感じています。