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10億円超えのマンションがザラにある世界

ドバイの不動産市場を見ていると
びっくりするような金額の不動産が
ザラにあります。

例えば、最近売り出されている
リッツ・カールトンレジデンスの最上位ヴィラタイプは
日本円で60億円を超えてきまし

ヴィラ（戸建て）じゃなくても
マンションタイプの物件でも

10億円超えの物件がザラにあるのが
ドバイの不動産市場です。

しかし、見てて思うのは
自分が住むようとして10億円の物件は
良いと思いますが、投資用として貸し出す場合に
10億円の物件のニーズはあるのかなぁ？
と言うことです。

10億円の物件を貸し出すとして
仮に利回りを低く見積もって5%だとしても
年間の家賃は5000万円にもなってしまいます。

月にしたら416万円の家賃です。

月416万円の家賃を払える人は
家賃を払うこともできますが
簡単に物件を買うことができてしまうような
層でもあるわけです。

そんな人達が、月416万円の家賃を
払うのかなぁ？と。

貸し出す運用方法では難しい

金融資産が100万ドル以上ある人が
ドバイに何人いるのか？と言うと
約26,000人。

これが東京だと約300,000人です。

お金持ちの国と言うイメージがドバイにはありますが
お金持ちの数だけでいったら東京のが多く

その東京ですら
なかなか家賃400万円オーバーの物件を
見かけることはありません。

そのような物件がないとはいいませんが
『そのようなニーズがない』と言うのが
現状だと思っています。

つまり、10億円クラスの物件（住居）の場合
貸し出しは一切しないで

そのまま、売りに出して
12億円とか、15億円で売る。

みたいな『売却益だけを狙う投資』しか
ないのかなぁと。

もちろん、その金額で売れればいいですが
売れなく、8億円、7億円となってしまう
可能性もあるので

この辺りが、高額物件の難しさでもあると思います。