ブログの曜日毎のテーマ
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新首都以外の場所はまともに登記がされていない
これはYouTubeでもお伝えしている情報ですが
エジプトの闇歴史で
現在、エジプトは新首都以外の不動産は
まともに不動産登記がされていません。
その理由はなぜか?
2010年に発生した
アラブの春以前は、エジプトは社会主義でした。
その社会主義時代
エジプトの不動産市場は?と言うと
空いている土地に、国民が勝手に
不動産を建設し、無計画に街が広がってきた
背景があります。
それゆえに、エジプトは
不動産がまもとに登記がされておらず
何の計画もないまま、街が開発されてしまったため
現在の首都がぐちゃぐちゃになってしまったのです。
だからこそ、ちゃんとした都市を作るために
今の『新首都計画』が立ち上がったわけですし
新首都の不動産は
『不動産の登記をすることは必須!』と
なっているわけです。
裁判所で不動産の契約書を認証
戦後長く
『登記がされないまま勝手に不動産が売買されてきた背景』
があるため、多くのエジプト人は
・不動産の登記はしなくてもいい!
・不動産の税金は支払わなくてもいい!
と言うのが常識になってしまいましたが
エジプトには
不動産を登記する仕組みもあれば
固定資産税を徴収する仕組みもあります。
しかし、常識になってしまったのは
政府が何の対策もせず、放置してきたからです。
まさに社会主義時代の闇歴史です。
そして、登記をしないまま
不動産を売買する方法として
『裁判所で契約書の認証』と言う方法が
エジプトでは1つの常識となりました。
不動産を登記すれば税金がかかる。
登記をしなくても政府から罰則はない。
でも、契約はちゃんとしたい。
そうだ!
『裁判所で契約書の認証をしよう!』
と言うことで
エジプト人達は、不動産売買の際に
契約書を裁判所で認証するようになり
いつのまにか
知識がない人達によって
『裁判所で契約書の認証が不動産の登記だ!』と
間違った知識が広まるようにもなりました。
再開発エリアギザで起きた不動産没収事件!
多くの人がイメージをするエジプトと言えば?
『ギザの3大ピラミッド』がある場所だと思います。
このエリアは『貧困層エリア』でもあり
街は汚く、観光客を狙った詐欺も多いエリア
でも有名です。
(その詐欺も、多くはエジプト人ではなく
不法移民が行っていることが多いですが)
当然、まともに登記が
されている不動産はありません。
しかし、世界的に見ても超有名なこの
ピラミッドエリアを政府は再開発を入れ
『世界を代表する観光地』にするべく
再開発に着手をしました。
そして、そこに目を付けた
エジプト人達が『値上がり目的』で
不動産を共同購入し出したのです。
もちろん、登記などはしないで
『裁判所で契約の認証』と言う
アホな方法で、不動産を買っていたわけです。
政府の視点で見た場合
その不動産は登記がされていない不動産なので
『誰の所有物でもない不動産』と言うことになります。
そして、政府はピラミッドエリアを再開発したい!
なので、なんと!!
エジプト政府はこのギザエリアの不動産を
『強制没収!!』と強攻策に出たのです!!
当然、不動産を共同所有していた
エジプト人達は怒るわけです。
『この不動産は自分達の物だ!その証明書として
裁判所で認証した契約書がある!』と。
エジプト人達は
政府と戦うことになるわけですが
この結末がどうなったか?は
2024年2月9日(金)21:00(日本時間)に
BCG公式Line内で公開させて頂きます!
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