Vol.1392:もしジョージアがEU加盟したらラリはどうなるのか?
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全EU加盟国がユーロを使っているわけではない
現在、ジョージアはEU加盟へ
最終プロセスの段階に来ていますが
クライアント様からのご質問で
『もしジョージアがEUに加盟したら
ジョージアの通貨ラリはどうなりますか?』
とご質問を頂きました。
以外にも知らない人が多いですが
『EU加盟=ユーロを利用しないといけない』
と言うわけではありません。
全27ヶ国のEUのうち
・デンマーク
・ブルガリア
・チェコ
・ハンガリー
・ポーランド
・ルーマニア
・スウェーデン
の7ヶ国は、実はユーロは
導入しないで、自国通貨を利用しています。
つまり、EUに加盟をしたからと言って
必ずしもユーロを使わないといけない
と言うわけではないのです。
もしユーロを採用したらレートはどうなる?
『EU加盟=ユーロ導入ではない』
とは言っても、最終的にジョージアが
ユーロを採用するのか?しないのか?
は、まだ公式には情報が出ていないため
分かりません。
しかし、もしユーロを採用するとなったら?
ジョージアのラリはどうなってしまうのか?
と言うお話をさせて頂きます。
その場合、まずは
『基準日』と『基準レート』
が設けられます。
例えば、下記のような感じです。
基準日:2027年1月1日
基準レート: 1ラリ 対 10ユーロ
これは、もし2027年1月1日まで
ラリを持っていた場合
2027年1月1日に強制的に
『1ラリ を 10ユーロにしますよ!』
みたいなお話です。
この基準レートが
投資家にとって
有利に働くか?不利に働くか?は
全て、EUとジョージアの話し合いなので
現時点では、何ともいえませんが
ただ、ラリがなくなってしまうと
『年10%の高金利の定期預金』も
なくなってしまうため、個人的には
ラリは残して欲しいと思っていますが。