ブログの曜日毎のテーマ
現在、ブログは曜日毎のテーマで
記事を書かせて頂いています。
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土曜日:自由
日曜日:自由
ロシア法案(スパイ法案)が可決されてしまいました
ロシア法案、スパイ法案とも呼ばれている法案が
残念ながらジョージアで
可決されてしまいました!!
参照:【ジョージア】サロメ大統領拒否権発動!
現在の議会で法案が通り
それがサロメ大統領の拒否権で議会に戻されるものの
再び議会で審議され、再可決されました。
法案は撤回できるのか?
この法案が可決されたことで
ジョージアのEU加盟はかなり厳しい状況へと
なりましたが
ジョージアでは今年の10月に議会選挙が
ありますので、この議会選挙で
法案に賛成の与党が敗れ
法案に反対の野党が勝つようなことがあれば
可決された法案は
『撤回される』と言う可能性もあります。
多くの国民が『EU加盟』を望んでいるため
『次の選挙は楽勝では??』と
思っている人もいますが
話はそんなに単純ではありません。
ジョージア国民の本年は
『EUには加盟したい!でも、今の野党には票を入れたくない!!』
これが本年です。
今の野党はジョージアでは
とんでもなく嫌われています。
それはなぜか?
それはある事件が原因です。
今の与党が政権を取ることになったキッカケは
『ジョージア刑務所における受刑者虐待』でした。
現在の野党(当時は与党)は
国家ぐるみで、刑務所にいる受刑者を虐待をしていました。
それが2012年にジャーナリストによって
映像が公開され、当時の政府に対して
『大批判』が起こり、そのことが理由で
『政権交代が起こりました!!』
つまり今の野党は
当時、虐待をしていた政府であり
ジョージア国民は、そんな政党に票を入れたくないのです。
EUに加盟することはジョージア国民の義務
すごいことに
ジョージアではEU加盟について
憲法に書かれていることがあります。
何と書かれているのか?
ジョージアの憲法には以下のように書かれています。
『EU加盟を目標とする!!』と。
つまり、ジョージア国民にとって
EU加盟は国民の義務であり
EUに加盟をしないなんてことは
『憲法違反!!』
と言うことです。
『え?ロシア法案は可決されたし、次の
選挙も与党が勝ちそうなら、どうするの??』
と言うことなんですが
今ジョージアで言われているのが
『今年はEU議会でも選挙があり
選挙によってEUのポリシーを変更するように
働きかけをする!!ポリシーが変更されれば
EUがジョージアにこの法案を撤回するよう
プレッシャーをかけない可能性もある』
とのことです。
いやいや!それは流石に無理では??
と思っています。
10月の選挙で
『ジョージア国民がどこに投票をするのか?』
で、ジョージアの未来が決まります。
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