ブログの曜日毎のテーマ
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ナイジェリアが拒否をされる理由
昨年、BRICSに新しく加わるのに
自分達(ナイジェリア)以外には
ふさわしい国はない!!
と思っていて、結果
梯子を外される結果になってしまった
『ナイジェリア』。
BRICS側のインタビューなどの
記事を読んでいると
BRICSがナイジェリアを
拒否している理由は下記です。
『ナイジェリアと言う国は
経済の組織化、経済の運営
組織化の方法の予測と確実性という点で
すべての基準を満たしていない!
彼らは、市場の不安定さと予測不可能な
外国為替制度と相まって、輸入に依存する経済は
投資家や経済的同盟国を安心させることはできない!』
と、言っています。
かなりボロカスに言われてはいるわけですが
その真意は分からなくもないです。
BRICSが目指す先を考えるとナイジェリアは貧乏神?
ナイジェリアの最大の弱点は
石油以外の大きな産業がない点です。
BRICSに加わったエジプトと
比較すればそれは明らかで
人口はアフリカ最大にも関わらず
国内で生産することができないため
ありとあらゆる生活必需品を輸入している
状態です。
BRICSが目指す未来は
『脱ドル』の世界であり
BRICS内の取引は自国通貨でやって行きましょう!
とする物です。
輸入ばかりしており
外貨を稼ぐ力がない。
そんな通貨(ナイジェリアナイラ)は
BRICSの国々はいらない!と言うことです。
つまり、インドが小麦をナイジェリアに
輸出をして、その対価として
ナイジェリアナイラを受け取る。
しかし、ナイジェリアナイラの価値は
どんどん下がっていくし
ナイジェリアナイラを使おうにも
ナイジェリアは、輸入ばかりしており
目立った産業がないため
特にナイジェリアから買う物もない。
つまり『ナイジェリアナイラなんて
受け取ってもいらねぇーよ!』
と言うことです。
それゆえに
『ナイジェリアはBRICSに拒絶』
されるのです。
多分、貧乏神だと思われています。
ただ、これはBRICSも言っていることですが
あくまで『今は!』と言うことです。
ナイジェリアの人口が2億人を超え
将来は4億人を超えてくる。
国民の平均年齢は19歳。
あと10年もすれば
国内の消費需要は爆発的に増加をするのは
言うまでもなく
そこに対して
ナイジェリア政府も外から資本を呼び込み
新たな産業を作ろうとしています。
それらの種が目を出す時が
ナイジェリアBRICSに入れるタイミングかも
しれません。
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