見えにくいランニングコスト
ドバイの法人と言えば
『税金が安い!』と言うことばかり
注目がされがちですが
税金以外の部分で
ドバイ法人を登記をすると
かかってくる『ランニングコスト』があります。
それは、具体的に
どのような物で、どれくらいかかってくるのか?
を、解説をしていきます。
日本で法人登記をする際に
『どのようなビジネスをするのか?』
と言うことを説明する『定款(ていかん)』と
呼ばれる物がありますが
ドバイでも、この定款と同じような物があり
それを『ビジネスアクティビティ』と呼んでいます。
そして、この『ビジネスアクティビティ』が
ドバイではビジネスをするためのライセンスになっており
これを毎年毎年、更新をしていかないと
ドバイでは法人を維持することができません。
フリーゾーンの場所によっても異なりますが
例えば、メイダンと言うフリーゾーンでは
このビジネスアクティビティの費用が
『12500AED(約52万円※2024年11月時点)』
かかってきます。
これは1回限りの費用ではなく
毎年毎年かかってくる費用のため
法人の売り上げが0でも
ランニングコストとして毎年かかってきます。
あと、これに加えて
法人の会計処理もしていかないといけなく
これはどこの会計事務所に頼むのか?で
価格が変わってきますし
会社の売り上げ規模によっても変わってきますが
ビジネスをスタートしたばかりの法人の場合
会計事務所の相場としては
月2500AED(約10万円※2024年11月時点)くらい
年間で30000AED(約120万円※2024年11月時点)
くらいが相場となります。
さらに、ここにオフィスの費用や
ドバイに住むのであればドバイのビザの費用
なども加わってくるので
ドバイで法人を維持をしていくためには
年間で最低でも200万円くらいは
かかってくると言うことです。
法人税ばかり注目されますが
見えにくいランニングコストが
どれくらいなのか?は、しっかりと
考える必要があります。
コスト面ではアフリカのタックスヘイブンのが有利
ドバイに住みたい
ドバイでビジネスをしたい
と言う理由がメインなのであれば
『ドバイで法人登記一択』ですが
『海外法人で税金が安い国』と
言うことをメインに考えるのであれば
弊社でご紹介をしている
『アフリカのタックスヘイブン一択』
となります。
参照:タックスヘイブンの法人登記はこちら
ここの法人は
・株主、会社の代表者は匿名
・法人税率0%
・法人の会計処理不要
かなりシンプルになっており
かかってくる年間のランニングコストも
ドバイ法人の半分以下です。
特に
・法人税率0%
・法人の会計処理不要
と言うのが、強く
基本的に
『法人がどのような動きをしたのか?』
と言うことが
記録として、一切残らないわけです。
例えば
一般的な『税務調査』であれば
過去に遡り
『決算報告書の粗探し』を
行われるわけですが
アフリカのタックスヘイブンの場合は
決算報告書を作っていないので
粗探しをされる記録がないわけです。
そして、それを法律が許しているので
いかにここの法人が無敵なのか?
と言うことが分かるかと思います。
なので、単純な税金対策であれば
ドバイよりもアフリカのタックスヘイブンのが
良いわけです。
引き続き、今後も
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