貧しかったアフリカではない!
よく『アフリカ投資』と
一括りにされることが多いですが
一括りにアフリカと言っても
最北端のエジプトから最南端の南アフリカまで
距離で言えば『東京 ↔︎ ドバイ間』くらいの距離があり
一括りにできるほど、小さな大陸ではないのです。
アフリカ大陸と言う巨大な大陸には
大小様々な国があり、言語や宗教、文化も様々です。
特に北と南では、もはや同じアフリカと言えないレベルで
何もかもが異なる、巨大な大陸でもあるのが
『アフリカ』と言う場所です。
そして、ひと昔の前のアフリカと言えば?
『アフリカ大陸と一括りにされ、アフリカ=貧しい』と
表現がされていましたが
今のアフリカは『続々とNewリッチ』と呼ばれる
富裕層が誕生をしており
特に、アフリカトップ3である
南アフリカ、エジプト、ナイジェリアでは
『アフリカ=貧しい』と言う言葉が当てはまらなく
なってきています。
もちろん、まだまだアフリカの中には
貧しい国があることも事実ですが
それは全体の中で見たら、全てではないと言うことです。
急激に銀行口座を持ち出している
多くの日本人はアフリカを一括りに
『貧しい』とカテゴリしてしまっているため
『アフリカの人達は、銀行口座を持ていない!』
と思ってしまっています。
この発言は、エジプトやナイジェリアなどでビジネスを
する私達からすると『アフリカをバカにするな!』と
言いたくなる発言です。
下記のグラフを見て下さい。
世界銀行のレポートですが
サハラ以南のアフリカでは、すでに成人の49%以上が
銀行口座をもっており
個別の国でみれば
・モーリシャス91%
・ケニア79%
・南アフリカ85%
と、ほとんどの成人が銀行口座をもっている
国もあります。
一部の国、例えば
南スーダンでは、成人の6%しか銀行口座を
保有していないため
それらの国が、全体の%を下げており
その結果『アフリカの人達は銀行口座を持っていない!』
と、間違った認識を持ってしまっていますが
正しく情報を読み取るのであれば
『アフリカの一部の国で、極端に銀行口座の保有率が低い国が
あるのは事実ですが、多くの国はほとんどの成人が銀行口座を
保有しており、それは、ここ数年で急激に保有率が上昇をして
きている』と言うことです。
つまり、いつまでも
『アフリカ=貧しい』と、バカにするのは良くないよ!!
と言うことです。
引き続き、今後も
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