Vol.0200:国民年金保険料の推移
〇この記事を読むのに必要な時間は約2分です。 クライアント様から、将来の老後の相談があり(年金の相談)
『どうしたらいいのか!?』と言う、提案を弊社からさせて頂いていたのですが
ふと思ったのが『昔の国民年金の保険料っていくらだったんだろう?』と言うことです。
それを調べてみると
毎月の保険料が100円と言う時代もあったわけです。
びっくりじゃないですか!?
国民年金保険料の推移は下記です。
参照:日本年金機構より
もちろん、昭和36年と2019年では物価価値が違うので
この保険料の金額だけ見て『昔の人はずるい』とは判断してはいけません。
なので、これと並行して
大卒の初任給の推移も見ていく必要があります。
それが下記です。
参照:年次統計より
昭和43年の大卒の初任給が30600円
昭和43年の国民健康保険の保険料が200円
給料に対しての保険料の割合が0.65%ですので相当安いですね。
しかし、このデーターを見て
昔の人は安い保険料で高い年金を受け取れてズルイではなくて
保険料も年金の受給年齢、受給額も
『とんでもなく変動している』と言うことです。
まず、これをよく理解しておかないといけません。
皆さんが年金をもらうのはいつでしょうか?
10年後ですか?20年後ですか?30年後ですか?
仮に30年後だとして
30年後までにあと保険料をいくら支払い
いつ年金が受け取れ、いくら貰えるのか?
正確に予測できる人がどれだけいるでしょうか?
それを予測できる人はいないです。
なので、基本的には『年金はあてにしない』と言う
資産形成が重要になってくると弊社は考えています。