Vol.0245:タワーマンションは本当に買ってはダメだのか?
〇この記事を読むのに必要な時間は約3分です。 先日『日本のタワーマンションの大量廃墟化が来る』と言う記事を見かけました。
参照:週刊現代より
この記事が書いてあることは
あながち間違っているとは思わず『一理ある』と思っています。
ただ、もう少し詳しく掘り下げて調べてみると
『管理が上手くいっているタワーマンション』があるのも事実です。
下記のタワーマンションは
総戸数で624戸
完成時期は1998年の2月ですので築年数で20年以上経過しています。
94㎡以上の広さにも関わらず
管理費は18160円
修繕積立金は16460円
と、それほど大きく上昇をしておらず
マンション全体の管理もできており、資産価値としても維持できています。
ただ、だから『タワーマンションは大丈夫だ!』なんて言う気はなく
『管理が上手くいかないタワーマンション』と『管理が上手くいくタワーマンション』
があり、ものごとの本質はどこにあるのか?
と言うことをよく考える必要があると思っています。
タワーマンションの難しい所は
(これはタワーマンションに限った話ではなくマンション全般に言えることなのですが)
『どれだけで、自分がちゃんと管理費や修繕積立金を支払っていても
他人のせいでマンション全体の管理ができなくなる可能性がある』と言うことです。
500世帯以上の巨大タワーマンションとなれば
コミニティも当然、巨大ですしそれだけ集まれば『色々な人はいます。』
ローンを完済する前に、職を失い
管理費や修繕積立金が支払えるなくなる人もいるかと思います。
しかし、それを予測することなどはできないです。
なぜなら、500世帯以上の住人の情報を把握はできないからです。
つまり『マンションが維持できるかもしれないし、維持できないかもしれない。』
と言う状況であり、そのような状況で買わないといけなのが
タワーマンションだと言うことです。
その点、戸建は他人は関係ありませんので
全て自己責任の不動産となります。
どっちがいいかは人それぞれですが
少なくともマンションを買うのであれば
『他人のせいでマンションが維持できなるなる可能性がある』と言うことを
頭に入れ、購入をすべきです。