Vol.0476:ソ連解体時に独立した国々
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ソビエト社会主義共和国連邦とは?
ソビエト社会主義共和国連邦は
1922年から1991年にユーラシア北部に存在した
世界最初の社会主義国です。
15のソビエト社会主義共和国で構成されていました。
それが下記です。
・アゼルバイジャン
・アルメニア
・ウクライナ
・ウズベキスタン
・エストニア
・カザフスタン
・キルギス
・ジョージア
・タジキスタン
・トルクメニスタン
・ベラルーシ
・モルドバ
・ラトビア
・リトアニア
・ロシア
1930年代にアメリカから世界恐慌が
始まった時、社会主義であったソビエトは
その影響を受けなかったことで、世界では
『社会主義』が大きく注目されるようになります。
ソビエト社会主義共和国連邦の崩壊
社会主義が目指した社会は
・貧富の差がない
・恐慌も失業もインフレもない
・社会福祉が充実していて公共料金が安い
の3つです。
国が全てをコントロールすることで
上記の3つを目指したわけです。
一般市民からすれば『良いことだらけ』で
何が問題なのか?
と思うかもしれませんが
ご存知の通り、ソビエトは崩壊します。
つまり、社会主義が目指した世界は
うまくいかなかったと言うことです。
当時のソビエトは
『インセンティブ』大きく欠如していたと言われています。
政府が生産計画を作る中央集権型の経済システムは
巨大な官僚制を生み出し、著しい非効率と技術革新の停滞を引き起こしました。
つまり、競争力が低下したと言うことです。
ソビエトは、たとえ私的利潤の追求を禁止しても
人間の労働意欲は変わらないだろうと考えていました。
しかし、実際には労働者の勤労意欲は低下してしまいました。
頑張っても『お給料は同じ』と言うこでは
当たり前と言えば、当たり前かもしれませんが
仕事を頑張らない人からすれば『それでもお給料をもらえる社会』は
最高かもしれませんが
仕事を頑張る人からすれば
『仕事を頑張っても、仕事を頑張らない人とお給料は同じ』では
やる気はなくなります。
ソビエトは1940年から1970年までの間、経済成長率は停滞し
スーパーには食料がない状態までになったそうです。
また、今の中国も同じですが
共産党による一党独裁体制と言うのは
初めは良くても、後々『腐敗』していく物です。
これは、歴史が物語っています。
かつての大国、古代エジプトもローマ帝国も
結果として滅びています。
権力が集中し、長く続くことで
腐敗が起こり、そして暴走をしだすのです。
社会主義の政治には、国家権力に反対する自由はありません。
当時のソビエトは政府に反対した者約2000万人(諸説あり)を殺したと言われています。
こうしたこともあり、ソビエト連邦は
1991年12月に崩壊することになります。
ソビエト社会主義共和国連邦の崩壊で独立した国
ソビエト連邦の崩壊でソビエト連邦を構成していた国々は
・アゼルバイジャン
・アルメニア
・ウクライナ
・ウズベキスタン
・エストニア
・カザフスタン
・キルギス
・ジョージア
・タジキスタン
・トルクメニスタン
・ベラルーシ
・モルドバ
・ラトビア
・リトアニア
・ロシア
独立国家として道を歩んでいくことになります。
ソビエト連邦崩壊から
社会システムを大きく変更し、そして
経済成長をしないといけなかった国々の
道のりは、けして平坦な物ではありませんでした。
しかし、ソビエト連邦の崩壊から
もうすぐ30年。
かつてのソビエト連邦の国々が
今、輝き出しています。
例えば、弊社がサポートをする
ジョージアもその1つですし
他にも
・アゼルバイジャン
・エストニア
・リトアニア
などもそうです。
そして、他の国々も今後
大きく輝き出してくると見ています。
それが『模倣』です。
ジョージアもそうですが
かつてのソビエト連邦の国々は
歴史背景が同じですし、ロシアは除き
他の国々は、国の規模も似ています。
そのため、成功している国を『模倣しやすい』のです。
そして今、強烈に意識されている国が
『エストニア』です。
今後、かつてのソビエト連邦の国々の中から
第二、第三のエストニアが多数出てくると見ています。
実際にジョージアがそうなので。
ジョージアの政策は強烈にエストニアを意識しています。
そして良い所は『とことん模倣』しています。
まとめ
かつて、世界戦争で敗戦国となった日本。
その当時を知るわけではないですが
どん底の状態から、ここまで経済成長をしたわけです。
『落ちる所まで落ちれば、後は上がるだけ』
とは言いますが、ソビエト連邦を構成していた国々は
『落ちる所まで落ちた』わけです。
経済は停滞し、社会システムを大きく変えなければ
いけなかった、この30年はかなりの苦労が
どの国にあったそうですが、今それがようやく
『成長軌道』に乗ろうとしています。
ジョージアやエストニア以外にも
新しい成長国として、ソビエト連邦を構成していた国々に
目を向けてみるのも『あり』だと感じています。