Vol.0485:相次ぐ欧州の国境再開
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欧州で国境を再開
3月からのコロナウイルスで
ジョージアも欧州も国境を閉鎖をしていましたが
国境の再開が相次いでいます。
ジョージアは来月から海外からの観光客の受け入れを
スタートする他
欧州でも、スペインやイタリアなど
海外からの観光客の受け入れをスタートします。
コロナウイルスでロックダウンを続けてきた
欧州やジョージアですが、感染者数が減ってきているものの
再開できるレベルなのか?と考えた場合
疑問もあるわけです。
しかし、それでも欧州とジョージアが
相次いで観光を再開するのは『サマーホリデー』が関係しています。
サマーホリデーとは?
欧州のサマーホリデーは『年度末の休み』になってきます。
国や学校などで若干の違いはありますが
6月が卒業式シーズン
7月、8月がサマーホリデー
多くの学校では宿題もありません。(宿題がある学校もあります)
そのため、この7,8月と言うのは
多くの人が旅行にいく、観光業がもっとも
稼ぎ時のシーズンとなります。
第二波が来る可能性が高い
公式に発表はしてないですが
欧州の各国の政府も、ジョージア政府も
『9月から再ロックダウン』はある程度
シナリオの中にあるのではないか?と思っています。
『感染拡大を防ぐためにロックダウンしなければならない』
と言う声がある一方で
『このまま経済を停止させれば自殺者が増える』と
言う声もあるわけです。
特に観光業の落ち込みは深刻です。
なので、1年でもっとも稼ぎ時である
このサマーホリデーで観光を再開させる。
観光を再開すれば、人の動きが多くなるため
感染は拡大する。
そして、9月に再度ロックダウン。
と言うのが、政府が描くシナリオではないでしょうか?
まとめ
コロナウイルスの問題は
ここまで来ると感染者数をゼロにすることは不可能です。
インフルエンザのように『生活の中で受け入れ』を
することしかなく、毎年のように
『コロナの予防接種をしないと』と言うような
会話が当たり前になると思っています。
①7,8月で観光再開で感染拡大
②9月に再びロックダウン
③2020年年末から2021年にかけてワクチン完成で経済再開。
と、言うようなシナリオではないかと思います。