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Vol.0115:海外で不動産ローンを組む時の勘違い

この記事を読むのに必要な時間は約3分です。 不動産を購入する際にローンを組む人はかなりの人数はいると思いますが
『日本のローンは金利は低いですが、かなり鬼ローン』だと感じています。
何が鬼ローンなのか?
と言うと『それはローンの返済ができなかった時』のことです。
日本のローンは、ローンの支払いができなかった時
金融機関は担保に取っている不動産を差し押さえ
売却手続きに入ります。
ローンの残金が5000万円で、売却した不動産価格が3000万円ですと
まだローンの残金が2000万円残るわけですが
金融機関はそれでも、他の資産の売却を迫り
ローンの完済を要求するわけです。
日本人はこれに慣れてしまい、これが当たり前だと思ってしまっていますが
海外ではこれは当たり前ではないです。
何が違うのか?と言いますと
例えば
ローンの残金が5000万円で、売却した不動産価格が3000万円で
ローンの残金が2000万円残っていたとしても
これで終わりなのです。それ以上の返済はありません。
金融機関は担保以上の物は差し押さえないですし
担保を差し押さえて、それを売却し
それでもローン残金が残ってしまうのは、それは金融機関の責任なのです。
その分、金利は高かったりしますが。
ただ、それでも弊社は
日本のローンより、海外のローンのがいいと思っています。
多少、金利が高くても
数千万円と言う大きい借金なら、リスクは限定的にしておくべきだと
思うわけです。
海外で不動産を購入する際、もしローンを組むとしたら
日本に比べ金利が高いことを懸念する人もいますが
ローンの返済ができなくても、担保に入れている不動産以上の物が
要求されないのであれば、金利が高いことはそれほど問題にならないと考えています。
例えば
・不動産価格が10万ドル
・ローン金額が8万ドル
・金利が8%
・期待利回りが20%
と言う条件の時、日本の低金利の感覚ですと
金利8%???と言う感覚ですが
金利以上に期待できる利回りが高いですし
仮にローンの支払いができなくなったとしても
購入した不動産が取られてしまうだけで
預金、車、自宅などが取られてしまうわけではありません。
そう考えた場合、金利8%でも
大きなリスクにはならないと考えています。

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