Vol.0755:中国製コロナワクチン有効率50%の衝撃!!
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中国製コロナワクチンの有効率は50%!?
中国疾病管理局のガオ・フー局長は、中西部の成都市で開かれたカンファレンスの場で、新型コロナウイルスに対するワクチンの有効性が低いとの認識を示した。フー氏は「現行のワクチンがあまり高い保護率を有していない問題を解決してゆく」と発言した。
AP通信は4月11日、「中国高官がワクチン有効率の低さ認める」との見出しでこの一件を報じている。記事は「疾病管理担当の中国高官が、稀に見る自認として、現行ワクチンのコロナウイルスに対する予防性能が低いこと」を認めたと述べている。
フー氏はその後AP通信に対し、「特段に中国向けだけでなく、世界のワクチン」の有効率を意図した発言であったと釈明した。しかし、米ファイザー製および米モデルナ製ワクチンは約95％、アストラゼネカ製は最大90%と、いずれも高い有効率を示している。どのワクチンが具体的に念頭にあったかをAP通信が重ねて尋ねたところ、フー氏から返答は得られなかった。
一方で中国では現在、集団接種用に5種類のワクチンを使用しており、各製造元は有効率を50%から79％と公称している。香港ヘラルド紙はファイザー製ワクチンの感染予防面での有効率が97％となっているのに対し、中国シノバック製は50.4％であったとの数字を伝え、有効率の低さを問題視している。
Neesweekより
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アメリカとブラジルの感染者数の比較
中国製のコロナワクチンの有効率が低いことで
南米では衝撃が広がっていますが
このことは、いち早く中国製ワクチンの接種を
開始したブラジルとアメリカ製ワクチンの
接種をしているアメリカで
コロナウイルスの新規感染者数を見ると
その差が明らかになります。
アメリカのコロナウイルス新規感染者数は下記です。
ピーク時は、1日の新規感染者数は30万人を超えていましたが
2021日5月29日の新規感染者数は『11,590人』と
かなり感染者数が減ったことが分かります。
必要回数のワクチン接種が
完了した割合は『41.0%』となっています。
では、ブラジルは？と言うと
コロナウイルス新規感染者数は下記です。
2021年5月30日の
コロナウイルス新規感染者数が『43,520人』と
ピーク時の85,948人と比べれば
減少してきているものの
明らかにアメリカよりもペースが遅いのは確かです。
必要回数のワクチン接種が
完了した割合は『10.4%』となっています。
まとめ
アメリカとブラジルでは
必要回数のワクチン接種が
完了した割合で約4倍の開きがあるので
一概に同列で比較はできませんが
その辺りを考慮をしたとしても
中国製コロナワクチン有効率が低いのは
間違いないでしょう。
そうなると、今後
アメリカ製のワクチン接種をしている国と
中国製のワクチン接種をしている国とでは
コロナウイルスから経済が再開するまでの時間に
差が出てくることが予測されます。
特に新興国は中国製ワクチンがかなり広まっているので
新興国の経済再開は今年中ではなく
2022年春から夏と見ておいた方がいいかもしれません。
ちなみに、ジョージア、エジプト、ナイジェリア、セルビアは
『中国製ワクチン』のみと言うことではありませんが
それでもかなり中国製ワクチンは入ってきるのは事実なので
『どれくらい効果が出ているのか？』は慎重に見ていく必要がありそうです。
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