Vol.0766:修繕積立金の運用(エジプト編)
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エジプトの高い金利
2021年6月現在
エジプトの政策金利は『8.25%』です。
ちなみに、政策金利とは?
中央銀行が金融政策において使用する短期金利のことで
金融機関の預金金利や貸出金利などに影響を及ぼします。
つまり
『銀行の定期預金金利は中央銀行の政策金利を元に決定されている』
と考えてもらえば、大丈夫です。
本題に入る前にお知らせです。
今一押しのエジプト不動産投資のブログ記事は下記。
参照:Vol.0717:エジプトのGDPは世界第7位へ!!
参照:Vol.0718:最悪の危機を脱したからこそ、今がチャンス!!【エジプト投資】
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メンテナンス費(管理や修繕積立金)とは?
マンション、アパートと呼ばれるような
いわゆる共同住宅(集合住宅)と呼ばれる不動産は
一般的には『管理、維持』をしていくために
オーナーからメンテナンス費(管理や修繕積立金)と
呼ばれる物を徴収していきます。
このメンテナンス費が
例えば
外壁の補修などに使われたり
エレベーターの点検
水道管、ガス管などのパイプの交換
清掃など
様々な物に利用されていきます。
つまり、10年、20年、30年と
いつまででも、安全に、綺麗で快適に住めるように
メンテナンスをしていくと言うことです。
そんな、メンテナンス費(管理や修繕積立金)の
一般的なイメージとは
集めたお金が全て使われていき
お金が足りないと、メンテナンスができなく
最悪は廃墟と言うような物だと思いますが
エジプトは少し違っています。
エジプトのメンテナンス費の使い方
全てのマンション、アパートが同じではないので
あくまで『このような形式が多い』と思ってもらえば
と思いますが
エジプトのマンション、アパート(共同住宅、集合住宅)は
購入時、数年分のメンテナンス費(管理や修繕積立金)を
一括で徴収されます。
その費用は、全世帯から徴収するわけなので
とんでもない金額になりますが
その費用を、すぐにメンテナンス費として
利用していくわけではありません。
集めたメンテナンス費は、まずは
『定期預金』など、リスクが低い運用に回されます。
定期預金は、金利が定期的に支払われていくので
受け取った金利などが、メンテナンス費用として使われていくのです。
ちなみに、エジプトの定期預金金利は10%/年間です。
まとめ
エジプトのマンション、アパートの管理方法は
欧州では支援団体もよく活用する方法です。
例えば、弊社が知っている所で言えば
『世界中で森林保護の活動』を行なっている団体は
世界中から集まった寄付金を
すぐに森林保護の活動に利用することはなく
まずは、不動産投資や債券、定期預金など
『配当があるような投資』に回します。
そして、払い出された配当が
『世界中の森林保護の活動』として使われていくのです。
大切なのは『活動を継続』すると言うことです。
そのためには支援団体であったとしても
『お金を稼ぎ、継続した収入』と言うのがとても大切になります。
1回限りの支援は、本当の支援ではありません。
継続して支援していくことが本当の支援であり
そのための仕組み作りはとても大切です。
これが、日本だと
『継続して支援をしていくために、皆さんが毎年寄付してくれることが
大切なのです』と、PRする活動になってくるのすが
(これはこれで、大切なことにもなりますが)
日本以外では
例え、思ったような寄付金が集まらなかったとしても
『支援を途切れさせない仕組み作り』と
言うのを、考えるわけです。
そして、エジプトの不動産の管理も
同じ考え方をしています。
建物のメンテナンスは1回行えばOKと言う物ではありません。
『継続してメンテナンスする』と言うことがとても大切になり
それを実行するためには、『お金が継続して入って来る』と
言う仕組みがとても大切になります。
だからこそ、最初に大きなお金をメンテナンス費として
徴収をし、それをリスクが低い定期預金などで運用を
していくわけです。
支払われる金利からメンテナンスを行なっていけば
10年、20年、30年と
不動産オーナーは、ローコストで建物を維持していくことが
可能となるのです。
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