ジョージアの不動産投資や銀行口座開設をする際に
『ロシアとの政治関係』を気にされる方がいるのですが
弊社は『ジョージア対ロシア』の関係よりも『ジョージア対アゼルバイジャン』
関係のが重要だとは思っています。
ロシアとの関係が重要ではないと言うことを言っているわけではないですが
ジョージアとアゼルバイジャンは
微妙な位置関係です。
『ジョージア』『アゼルバイジャン』『ロシア』の関係を
アジアで例えるのであれば
『日本』『韓国』『中国』の関係によく似ていると思っているのですが
日本はあまり中国は好きではないですよね?
韓国とは一緒に経済協力を!とは言いつつも
日本のプライドとして、韓国の上にはいたいと思っている。
韓国も同じで、中国はあまり好きではない。
日本とは一緒に経済協力を!とは言いつつも
韓国のプライドとして、日本の上にはいたいと思っている。
中国はアジアの支配者は自分達だと思っており
日本も韓国も支配したい。
『ジョージア』『アゼルバイジャン』『ロシア』の関係も
まさにこれと同じで
ロシアはアゼルバイジャンとジョージアを下に見ており支配したい。
ジョージアとアゼルバイジャンは
共にロシアが共通の敵で、ロシアと対峙する時は
協調し助け合うのですが、ジョージアはアゼルバイジャンを下に見るし
アゼルバイジャンはジョージアを下に見ます。
ジョージアとアゼルバイジャンは不仲ではないです。
ロシアと言う共通の敵もいますし。
ジョージアとアゼルバイジャンの間には鉄道も引かれ
『共に経済成長をしていきたい』と言う思いも双方にあります。
しかし、共に成長を!!と言う思いの中には
『共に成長したいけど、アゼルバイジャンよりもジョージアのが上だぞ!
ジョージアよりもアゼルバイジャンのが上だぞ!』と言うのがあります。
これが、このロシアとアゼルバイジャンとジョージアの関係です。
今後ジョージアで重要になってくるのは
ロシアと言う共通の敵がいるアゼルバイジャンと
どこまで仲良く共に経済協力ができるか?
ではないかなぁ?と見ています。(トルコともですが)