少し前にもお伝えしましたが、投資家が購入した不動産に対して
『将来〇〇倍になる』と言う期待をするのは、全然OKです。
しかし、もし『〇〇倍にならなかった時、どうするのか?』のプランも
同時に持ち合わせておかないといけなく、その考え無しに
不動産は投資をしてはいけません。
参照:Vol.0217:海外不動産の売却について
昨日、セルビアの不動産について書かせて頂きましたが
『不動産価格が安い』のはいいとしても
それだけでは投資ができないので、セルビアで不動産を貸し出す際に
賃料の相場はどれくらいなのか?
その感覚は必要になってきます。
いわゆる高級不動産と言う類になりますが
物件種別:アパート
場所:ベオグラード(セルビアの首都)
広さ:111m²
間取り:4LDK
バスルーム:2つ
この条件で、毎月の賃料は1450ユーロです。
日本円で言えば、17万円くらいです。
例えば、東京に住んでいる人の感覚であれば『安っ!!』と言う感覚になると
思いますが、当然セルビアと日本では収入が異なるので
セルビア人の相場感覚で見なければなりません。
セルビアの平均月収は2019年現在
約50000セルビアディナールと言われており
日本円で言えば5万円ほどです。
上記の不動産は富裕層向けの不動産なので
平均月収だけでは、語れませんが
セルビア人にとって
1450ユーロの賃料は『めちゃくちゃ高い!』と言うことは確かです。
しかし、どうでしょうか?
東京では、富裕層向けの不動産は毎月賃料が80万円を超えることは珍しくないわけで
そう考えれば、富裕層を対象にした不動産の毎月賃料が1450ユーロと言うのは
けしてずれてはなく、セルビアが経済成長をして平均月収が上昇をすれば
富裕層向けの不動産の賃料も、もっと上がる余地があると考えれないでしょうか?
そう考えると、セルビアの不動産も面白いかな!?と感じています。